エンゼルス劇的サヨナラ勝ち 大谷気迫の35号同点弾から逆転勝利

【ヤンキース3-4xエンゼルス】延長10回タイブレーク@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは7回裏に大谷翔平の35号2ランで同点に追いつくと、10回裏にマイケル・ステファニックのタイムリーでサヨナラ勝ち。4対3でヤンキース3連戦の初戦を制し、借金を1に減らした。エンゼルス先発のグリフィン・キャニングは120球の熱投でヤンキース打線から12個の三振を奪い、タイブレークの10回表を無失点で切り抜けた5番手のアーロン・ループが今季初勝利(2敗)をマーク。ヤンキース先発のルイス・セベリーノも6回1失点の好投を見せたが、エンゼルスにサヨナラを許した4番手のニック・ラミレスに2敗目(0勝)が記録された。

ヤンキースがセベリーノ、エンゼルスがキャニングの先発で始まった一戦は、両軍の拙攻が続くなか、6回表二死満塁からオスワルド・カブレラのタイムリー二塁打でヤンキースが2点を先制。その裏、エンゼルスはマット・サイスの6号ソロで1点を返したが、ヤンキースは7回表にグレイバー・トーレスの犠飛で再び2点リードとした。しかし7回裏、エンゼルスは二死1塁から大谷がセンターへの35号2ランを放ち、打球がスタンドインすることを確信した大谷は豪快なバットフリップを披露。そして10回裏にステファニックのタイムリーで劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

「2番・DH」でスタメン出場した大谷は初回にライトへのヒット、3回裏にセンターへの二塁打を放ったあと、5回裏の第3打席は勝負を避けられて申告敬遠。2点ビハインドの7回裏二死1塁で回ってきた第4打席で今季初の3試合連発となる35号同点2ランを放ち、早くも昨季の本塁打数を超えた。9回裏の第5打席は空振り三振に倒れ、サイクル達成はならず。4打数3安打1本塁打2打点の活躍で今季の打撃成績は打率.306、出塁率.391、OPS1.068となっている。

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