ペンギンは「非行」しない? 桂枝曾丸さんが運動アピール

桂枝曾丸さん(右)からポスターを受け取る中尾建子副園長=18日、和歌山県白浜町で

 「社会を明るくする運動」和歌山県推進委員会のPR大使を務める落語家の桂枝曾丸さんが18日、白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」を訪れ、運動推進ポスターを贈った。桂さんは「1人ぼっちの人がいたら声をかけてあげられる和歌山にしていくことに協力してもらいたい」と呼びかけた。

 「飛行しない(非行しない)」鳥のペンギンが、運動のマスコットキャラクターに起用されている。同施設では8種約500羽と日本一多くのペンギンを飼育しており、広報運動に協力している。

 この日、同施設で県内各所を回り、社会への関心や参加意識を呼びかける「広報キャラバン隊」の出発式があり、和歌山保護観察所の豊島浩文所長、井澗誠町長、白浜保護司会の長井保夫会長ら約20人が出席。ケープペンギン8羽の前で「和歌山のおばちゃん」に扮(ふん)した桂さんが、中尾建子副園長にポスターを手渡した。

 出発式後、桂さんらが運動のシンボルとなっている「ヒマワリ」の種を施設内にまいた。

© 株式会社紀伊民報