徳重聡と市毛良枝が、テレビ朝日系で8月16日にスタートする「科捜研の女 season23」（水曜午後9：00）の初回2時間スペシャルにゲスト出演。過去に傷を抱える刑事の息子とその母という親子役で出演することが分かった。
「科捜研の女」は、科学捜査ミステリーの原点にして最高峰に君臨するドラマであり、1999年のスタート以来、現行連続ドラマ最多シリーズ記録を更新し続けてきた歴史ある作品だ。京都府警科学捜査研究所（通称・科捜研）の法医研究員・榊マリコ（沢口靖子）を中心とした一癖も二癖もある研究員たち、そして、捜査一課の刑事・土門薫（内藤剛志）らが事件の真相解明に挑む姿を描く科学ミステリー。
マリコたちが挑むのは、近年世間を震撼（しんかん）させている強盗連続殺人事件。マリコら科捜研メンバーと土門が容疑者の追跡を開始する中、捜査に加わるのが、下鴨中央署の刑事・阿久津誠也（徳重）だ。阿久津は単独行動を好み、土門の忠告ですらスルーする一匹おおかみ。そんな阿久津だが、京都府警捜査二課の刑事だった2年前に、母・敏子（市毛）が警察官を名乗る詐欺師にだまされる不運に遭遇。その結果、所轄署に飛ばされたという屈辱を抱えていた。そして、敏子もまた詐欺のトラウマにより、誰彼ともなく怪しみながら暮らすという苦しみを抱えている。
京都のさまざまな美しい街並みの中で撮影が行われる本シリーズ。初回SPでも、日本三景の一つ・天橋立をはじめ、京都にある各名所で大規模なロケが行われている。天橋立では、犯人と壮絶なチェイス劇を繰り広げる中で、徳重が存在感を発揮。さらには、ド派手な爆破シーンも敢行された。また、最新鋭ドローンを活用するなど、科捜研が誇る科学捜査もさらなるレベルアップを遂げ、重厚なミステリーにより磨きがかかった最新シリーズのスタートとなっている。
インテリアショップの経営者宅に2人組の覆面強盗が押し入り、鉢合わせした主人が殺害される事件が発生。マリコら科捜研メンバーは遺留品の鑑定のほか、認証技術を駆使して容疑者の追跡を開始する。土門は、所轄の刑事・阿久津と組んで捜査に乗り出すが、被害者の妻に事情を聴いたところ、事件の夜は夫婦そろって旅行に出かける予定だったと分かる。夫が発熱したため急きょキャンセルしたというが、犯人は留守にする情報を入手し狙っていたのか!? そんな中、マリコは犯人が残した手袋から指紋の採取に成功。それが2年前に起きた未解決の“警察官かたり詐欺事件”の容疑者と一致する。
season23のスタートを記念して、番組グッズ「榊マリコ ぬいぐるみ」が誕生。新シリーズの情報が発表された6月23日にぬいぐるみの情報が解禁されるやいなや、SNSで大きな反響を呼んだ。現在、テレアサショップONLINEで予約受付中だ。こちらも注目だ。
