停電時、EVでエレベーター稼働 日立、高齢者の避難支援

 日立製作所子会社の日立ビルシステム(東京)は18日、台風などの災害による停電時に、電気自動車(EV)にためた電気を使ってエレベーターを稼働させることができるシステムを20日に発売すると発表した。新築されるマンションや介護老人保健施設に、エレベーターと併せて導入を提案する。2023年度中に10件の販売を目指す。

 エレベーターは停電の際に内蔵の電池で最寄りの階まで動き、利用者の閉じ込めを防ぐ機能があるが、本格的な運転再開には蓄電池を別に用意する必要がある。導入コストが課題となるため、EVを蓄電池の代わりに使い、高齢者や足の不自由な人の避難を支援する。

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