岩田家は前田家の隣? CLで対戦したいチームには個性が…セルティックの日本人5選手が集結! OB中村俊輔とトークショー

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

18日、ジャパンツアーにて来日したセルティックが日産スタジアムに集結。「adidas presents CELTIC FC JAPAN TOUR 2023 Special Talk Show」を開催した。

横浜F・マリノスとの親善試合を前に、セルティックに所属する日本人5選手が集結。日本代表FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央、DF岩田智輝、DF小林友希が参加。さらに、セルティックOBで横浜FMのOBでもある元日本代表MF中村俊輔氏もゲストとして登場し、トークショーを行った。

一般の参加者もいた中、ステージで6名が軽快なトークを実施。クラブのOBでもあり、最初の日本人選手として活躍した中村との関係を問われると、「初めましてです」(岩田)、「試合で何度か対戦させていただいたり、セルティックに行く前に連絡を取らせてもらいました」(古橋)、「マリノスでは被っていないので、今日が初めてです」(前田)と、中村との関係性はあまりないと明かした。

古橋は国内3冠を達成したスコティッシュ・カップ決勝のゴールについて語り「どのゴールも嬉しいですけど、決勝で、3冠かかった試合で決められたので、本当に嬉しかったですし、貢献できて良かったです」と振り返った。

リーグのMVP最終候補にも残るなど、飛躍のシーズンとなった旗手はシーズンを振り返り「海外で1シーズンを通してやるのが初めてだったので、不安はありましたけど、国内ではチームとしても個人としても結果が出て良かったのかなと。結局国内だけだったので、そこは悔いが残りました」とコメント。良い所も悪い所もあったとした。

かつてセルティックで活躍した中村はセルティックというクラブについて「各ポジションに代表選手がいて、僕の時は本当に良い選手が多かったです」とコメント。「自分のプレーを引き出してもらったという感覚があります」と当時のチームの印象を語った。

自身初の海外移籍となった岩田。半年間を過ごした中で「最初は不安の方が大きかったです」とコメント。ただ、「入っていくと楽しいことしかなくて、サッカーももちろんですけど、私生活の面でも凄く楽しみながら生活させてもらっています」と語った。また、日本人のチームメイトの支えもあると明かし、「セルティック行く前に、大然に家を決めてもらったりとか」と秘密を明かすと、「すごく良い場所です。隣です(笑)」と、まさかの隣人になったというエピソードを明かした。

また、会場に集まったファンからも事前に質問が集められていたとのこと。前田には小学3年生から「どうやったら速く走れますか」という質問が。前田は「僕は山登りとかをしていたので、山登ってください(笑)」というアドバイス。さらに「僕が大好きというのにユニフォーム着ていないので、明日プレゼントしましょうかね。余ったら(笑)」とサプライズプレゼントも予告した。なお、前田本人は「生まれつきです」と、足の速さの秘密を明かし、「生まれてくるのも早かったみたいです」と笑いをとっていた。

さらに、新シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)で対戦したいチームを問われ、岩田は「プレミアを優勝したマンチェスター・シティ」、小林は「僕はバルセロナです。イニエスタと神戸で一緒にプレーしていて、彼が在籍していたチームなのでやってみたい」と希望を語った。

旗手は「レアル・マドリーです。去年手も足も出なかったので、この1年間どれだけ成長したかをもう1回試したいです」と、昨シーズンのCLで対戦したマドリーとの再戦を希望。そして古橋は「リバプール」と回答。ただ、リバプールは今季のCLには出場できず、岩田からツッコミが入ると「あかんわ」と笑いを誘い、「ナポリとか、バイエルンとか」と切り替えの速さを見せ、「色々な国の色々なスタジアムでやりたいです」と語った。前田は「わからない…」としながら、「どこでもやりたいです」と回答した。

最後に中村から5選手へメッセージ。「まずはケガがないシーズンにして欲しいのと、ファンも日本にいますし、夢を持って海外でプレーしたい、日本代表に入りたいという小さい子供たちのためにも良いプレーをして、夢を与え続けて欲しいという願いで頑張って欲しいです」とエールを送った。

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