宇崎竜童が元ヤクザに 天童よしみは特殊詐欺の道具屋役 原田眞人監督「BAD LANDS」キャスト

2023年9月29日より劇場公開される、原田眞人監督、安藤サクラ、山田涼介出演の映画「BAD LANDS バッド・ランズ」への、宇崎竜童、生瀬勝久、吉原光夫、江口のりこ、天童よしみ、大場泰正、淵上泰史、ngROCKの出演が発表された。

宇崎竜童が演じるのは、ネリ(安藤サクラ)ら姉弟が活動する大阪の「ふれあい荘」に住む元ヤクザで、幼いころからネリのことをよく知る存在である曼荼羅(まんだら)役。NPO法人「大阪ふれあい事業推進協議会」の理事長で、裏の顔は特殊詐欺グループの名簿屋を名乗る高城役を生瀬勝久が務める。

ほかに、大阪府警で特殊詐欺の捜査をする捜査一課の刑事・佐竹役に吉原光夫、同じく大阪府警にある特殊詐欺合同特別捜査班の班長・日野役に江口のりこ、ネリも加担する特殊詐欺の道具屋で「亥誠組」とのつながりを持つ新井ママ役に天童よしみ。博識ながら「ふれあい荘」に住み特殊詐欺の受け子をして生きる通称“教授”役に大場泰正、グローバル・マクロ投資家の大物で総資産500億ドルにものぼるゴヤ・コーポレーションの会長の胡屋役に淵上泰史、裏賭場の帳付で裏社会での黒い仕事を仲介する謎多き女・林田役にサリngROCKが顔をそろえる。

あわせて公開された予告映像は、ネリとジョー(山田涼介)の、脱出できない“最底辺”での“仕事”の一端が描き出されている。そこに高城から「日本の根幹をゆるがすビッグビジネス」の存在を告げられるネリ。そして思いがけず手にした3億円を前にはしゃぐジョーの姿と、そこへ迫りくる刑事や投資家、裏社会の人間たちの姿などが収められている。

「BAD LANDS バッド・ランズ」は、直木賞作家・黒川博行の「勁草」の映画化作。”持たざる者”が”持つ者”から生きる糧をかすめ取って生き延びてきた、特殊詐欺に加担するネリと弟・ジョーを描く。原田眞人監督作品は初参加となる主演の安藤サクラが、特殊詐欺をなりわいとする橋岡煉梨(ネリ)役を演じ、主人公ネリの弟・矢代穣(ジョー)役を、「燃えよ剣」以来2度目の原田眞人監督作品への参加となる山田涼介が演じる。

【作品情報】
BAD LANDS バッド・ランズ
2023年9月29日(金) 全国ロードショー
配給:東映/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
©2023「BAD LANDS」製作委員会

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