ワカモレ作り専用のロボットアシスタントが開発される

メキシコ料理のレストランチェーン Chipotleは、有名な調味料”ワカモレ”の作成を手助けするために、Vebuと提携して開発された「Autocado」と呼ばれる新しい機械をテストしています。Autocadoはアボカドを効率的に切り、芯を取り、皮を剥き、Chipotleの従業員のプロセスを簡素化します。

Chipotleの顧客及び技術の最高責任者であるCurt Garner氏は、効率を高め、従業員の作業負荷を軽減するための協調ロボット工学の研究に取り組む決意を表明しました。Autocadoは労働集約的なアボカドの準備を担当しますが、ワカモレの実際のマッシュと手作業の準備は引き続きChipotleのスタッフによって行われ、同じ料理体験が保証されます。

約2,000箇所の拠点を持つChipotleでは、今年450万ケースものアボカドが使用されることが予想されています。Autocadoの導入は、アボカドの収穫量を最大化し、食料生産コストを削減することを目的としています。

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Chipotleにとって、ロボット工学への取り組みはこれが初めてではありません。昨年、同社はトルティーヤチップスの製造を担当するAI搭載ロボット「Chippy」を導入しました。Chippyは、コーンマサ、水、ひまわり油を巧みに調理し、チップスを塩と新鮮なライムジュースで味付けします。伝統的な技術を維持するChipotleの取り組みにより、顧客は常に風味豊かなチップスを楽しむことが出来ます。

AutocadoとChippyは、顧客が期待する品質と味を維持しながらプロセスを合理化し、レストラン業界のイノベーションに取り組むChipotleの努力を体現しています。これらのデバイスが、以前取り上げたピザ製造ロボットのスタートアップと同じような悲しい結末を迎えないことを祈ります。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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