危険な暑さ…「栃木県内7カ所で35度上回る猛暑日」 熱中症疑いで23人搬送

 18日も全国的に気温が上がり、県内では各地で35度を超えるなど危険な暑さとなっています。

 連日の暑さから熱中症の疑いで病院に搬送される人が相次いでいて、栃木県では18日午後4時までに、県内で23人が熱中症の疑いで救急搬送されたと発表しました。

 気象庁によりますと、18日も県内は高気圧に覆われた影響で広い範囲で晴れて、各地で猛烈な暑さとなっています。

 18日の県内各地の最高気温は、佐野で38.3度を記録するなど県内14カ所ある観測地点のうち7カ所で35度を上回る猛暑日となりました。

 県消防防災課によりますと、18日午後4時までにこの暑さの影響で23人が熱中症の疑いで救急搬送されたということです。

 このうち宇都宮市の62歳の男性は、自宅で倒れているところを近くに住む人が発見し119番通報しました。意識がもうろうとしている状態で病院に救急搬送され、重症と診断されました。

 夜も気温が下がらないため、引き続き熱中症に注意が必要です。冷房を適切に使用するほか、のどが渇いていなくてもこまめに水分をとるなど対策をしてください。

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