競泳の石坂梨紗選手が"金メダル"獲得を栃木県知事に報告 スペシャルオリンピックス夏季世界大会

 6月にドイツのベルリンで開催された、知的障がい者のスポーツの祭典「スペシャルオリンピックス夏季世界大会」の競泳で、金メダルを獲得した栃木県の日本代表選手が18日、福田富一知事を訪問し優勝を報告しました。

 金メダルを獲得したのは、宇都宮市の会社員・石坂梨紗選手です。

 石坂選手は6月13日から25日まで、ドイツのベルリンで開かれた「スペシャルオリンピックス夏季世界大会」に競泳の50メートルバタフライとリレーに出場。50メートルバタフライで金メダルを獲得しました。リレーでは決勝で7位となり入賞を果たしました。

 大会には、176の国と地域から約6500人の選手などが参加、日本選手団は選手など45人が、競泳やテニスなど9つの競技に出場し、栃木県からは石坂選手が出場しました。

 石坂選手は「がんばって金メダルを取りました。ご支援ありがとうございました」と報告しました。また、福田知事にお土産の大会マスコット人形を手渡した後、出発前に福田知事からプレゼントされたピンバッジを、他の国の選手と交換したことも報告し、そのピンバッジを披露しました。

 福田知事は「大会前の予告通り、金メダルを持って帰ってきたのはすごいこと。栃木県にとっても、県民にとっても喜ばしい」と偉業をたたえました。

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