アーセナルDFサリバ、ファン・ダイクをお手本に目指すのは「世界最高のディフェンダー」

[写真:Getty Images]

アーセナルのフランス代表DFウィリアム・サリバが自身の目標を明かした。

ニースやマルセイユでの武者修行を経て、2022年夏にアーセナルへとレンタルバックしたサリバ。昨シーズンは終盤をケガで棒に振ったが、ついにミケル・アルテタ監督の信頼を掴み取り、センターバックのレギュラーとしてチームのタイトル争いを支えた。

イギリス『デイリー・メール』のインタビューに応じたサリバは10代前半までストライカーとしてプレーしていたことについて語り、「僕は良いスコアラーだった。強かったし、テクニックもあった」「僕の一番の欠点は多分… 怠け者だったところだ。それに無頓着だった」と自らの過去を振り返った。

そして、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペの父であるウィルフリード・ムバッペ氏から指導を受けていたようで、「彼は良いコーチだったし、この年齢の頃の僕を本当に助けてくれた… たとえ相手が若くても真実を言ってくれた」とコメント。「君は良いストライカーだが、私が思うに、君は守備的なミッドフィルダーになると思う」と伝えられていたことも明かしている。

結局、サリバは守備的ミッドフィルダーよりもさらに低いエリアを主戦場とするセンターバックの選手となった。現在はリバプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクをお手本にしながら、世界一のディフェンダーを目指しているようだ。

「今でも彼(ファン・ダイク)を見ているよ! 彼の一対一でのクオリティ、冷静さ、落ち着き、そしてロングボールが本当に好きなんだ。彼はすべてを兼ね備えているし、僕にとって彼は見習うべきディフェンダーだった… 彼は2、3年の間、世界最高のディフェンダーだったと思う」

「もちろん、僕にもそうなれる資質があると思うけど、それには何の意味もない」

「このレベルに到達するにはハードワークしなければならない。僕はまだこのレベルには達していないけど、いつか世界最高のディフェンダーになれるよう、全力を尽くすよ」

今シーズンのアーセナルは、昨シーズン惜しくも逃したプレミアリーグ制覇や、久しぶりに参加するチャンピオンズリーグ(CL)での躍進を目指して戦うはずで、世界一のディフェンダーを目標とするサリバの活躍には大きな期待がかかる。

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