10日付で熊本国税局総務部長から異動した松沢玲子沖縄国税事務所長が18日、着任あいさつで琉球新報社を訪れた。同所初の女性所長で「組織の司令塔、広報の顔として、そして女性から私のようになりたいと思われるように取り組んでいきたい」と抱負を語った。
京都府出身の59歳。大阪国税局採用で大阪国税局阿倍野税務署長や国税庁長官官房厚生管理官などを歴任した。着任の訓示では税務手続きのデジタル化推進を提起したと言い「離島県でもある沖縄にとってメリットは大きい。DXと言えば沖縄と思われるようなモデルをつくりたい」と話した。
(謝花史哲)