神宮外苑再開発 周辺住民に説明会 事業者「大枠はそのまま進んでいく」

明治神宮外苑で計画されている再開発事業をめぐり、事業者による周辺住民を対象とした説明会が7月17日に行われました。事業者は「大枠はそのまま進んでいく」として計画の大幅な変更は行わない姿勢を示しました。

この説明会は、神宮外苑の再開発について周辺住民らからの要望を受け開かれたものです。380メートル圏内に住む住民およそ150人が参加し、再開発の必要性や今後のスケジュールなどについての説明が行われました。

参加者から「生命を維持できるよう万全の態勢で行ってほしい」などの要望があったほか、「高層ビル2棟は必要なのか」と景観や風の影響を心配する声が上がりました。

一方で事業者は「1番大事な、いちょうの並木を守るというのは踏まえながら進んでいく。大枠はそのまま進んでいく」として、計画の大幅な変更は行わない姿勢を示しました。また、3メートルを超える高さの樹木の伐採を9月以降に始めることを明らかにしました。

この説明会は7月18日と19日にも行われる予定です。

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