深センの九囲国際本部エリアが世界中から投資を招く

宝安九囲国際本部エリアのマスタープラン

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【深セン(中国)2023年6月29日新華社=共同通信JBN】深セン市宝安区で6月28日、2023年Shenzhen-Zhongshan Joint Investment Promotion Conference(深セン・中山共同投資促進会議)が華々しく開催されました。シーメンス(Siemens)、ウォルマート(Wal-Mart)、アマゾン(Amazon)など外資系一流企業116社を迎えただけでなく、20人以上の著名な外国人起業家や国際的要人が参加しました。また、Bao'an Jiuwei International Headquarters Area(宝安九囲国際本部エリア(九囲エリア))は、Fortune Global 500社や著名な国際組織に対し、その比類ない投資の可能性を示すプラットフォームとなりました。

宝安区宣伝部(Publicity Department of Bao'an District)によると、繁栄する広東・香港・マカオ大湾区の中心に位置する宝安区は、テクノロジー志向の製造業、複雑な産業・サプライチェーン、そして高速鉄道、都市間列車、地下鉄路線と海・陸・空の交通システムをシームレスに統合する比類のない接続網でその実力を発揮しています。9平方キロに広がる活気あふれる九囲エリアは、深セン宝安国際空港からわずか5キロの距離にあり、大動脈である深セン中山大橋に接続し、有名なQianhai Shenzhen-Hong Kong Modern Service Industry Cooperation Zone(前海深セン・香港現代サービス産業協力区)を牽引しています。九囲エリアは急成長を遂げる深センの空港経済圏に不可欠な、極めて重要な本社集積地として構想されており、今後、同エリアは、都市のエートスと自然の領域を見事に調和させた「本社の中庭」として発展していくことが期待されています。例えば、5分も歩けばのどかな庭園に至ります。のんびりと10分も歩けば、魅惑的な自然景観が広がるだけでなく、伝統的な客家の楼閣(あるいは「要塞化された監視塔」)や西洋風の教会に代表されるように、東洋と西洋の影響が絶妙に融合しています。さらに隣の鳳凰山の山頂まで足を伸ばせば、珠江河口の息を呑むようなパノラマが待っています。

イベントにも参加した在中国欧州商工会議所のKlaus Zenkel副会頭は「深センは広東・香港・マカオ大湾区に大きく貢献しており、宝安は先端製造業のダイナミックな拠点として台頭しています。この宝安区には、将来の成長に向けた数多くの有望な機会が待ち構えています。九囲エリアを探索した私は、その手つかずの環境と未開発の可能性を証明する必要を感じています」と述べました。

今年5月以来、世界的に有名な企業は宝安への投資を増やしてきました。ドイツの航空会社Liliumは宝安にアジア太平洋地域本部を設立する方針で、産業機械メーカーのTrumpfや自動車サプライヤーのヴァレオ(Valeo)は宝安区におけるプレゼンスを戦略的に拡大しつつあります。九囲エリアの核心は、ハイテク・先端製造業企業のアジア太平洋地域事業本部とグローバル研究開発本部の拠点として極めて重要な役割を担っていることです。この野心的な取り組みは、多国籍企業の本社や国際組織のための繁栄するエコシステム、国際的なビジネスイベントの拠点、生活、仕事、旅行のための国際的な模範を育成することを目指しています。宝安区は両手を広げて、Fortune Global 500企業や尊敬される国際機関がこの繁栄する領域に足場を築くよう心から招待しています。

ソース:Publicity Department of Bao'an District

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