タワマンで強盗傷害疑い、大阪 住人逮捕、招き入れたか

強盗傷害事件があったタワーマンション=18日、大阪市浪速区

 大阪市浪速区の46階建てタワーマンションで男が自営業の男性(62)を殴って現金約7千万円を奪って逃走した事件で、大阪府警が強盗傷害容疑で、男性と暗号資産(仮想通貨)に関する商談をしていた住人の男を逮捕したことが19日、捜査関係者への取材で分かった。実行役とみられる男を招き入れたとみて、この男の行方を追っている。

 事件は18日午後2時半ごろ発生。タワマンの29階共用ラウンジで男性が住人の男と商談中に、実行役とみられる男が突然入ってきて「金を出せ」と脅迫。男性は催涙スプレーのようなものをかけられ、頭を殴られて軽傷を負った。

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