岡山、倉敷、津山市など岡山県内27市町村の公立小中学校、義務教育学校510校で19日、1学期の終業式が行われた。新型コロナウイルス禍前の日常に戻りつつある中での夏休みに、児童生徒は大きな期待を膨らませた。
岡山市中区徳吉町の三勲小では体育館で式があり、全校生徒約540人が出席。鳥越有実子校長は米大リーグで活躍する大谷翔平選手がドラフト指名に向けて多くの目標を立てた逸話を紹介し「夏休みの過ごし方を決めるのは自分自身。自分で計画を立て、継続してやろう」と呼びかけた。
式後、1年A組では担任の成広知奏教諭が児童一人一人に1学期の学校生活を振り返りながら初めての通知表を手渡した。男児(6)は「体育や音楽の授業を頑張った。新しい友達もたくさんできた」、女児(6)は「夏休みは家族で大阪に行くのが楽しみ。水遊びをしたい」と話した。
県内小中学校の2学期の始業式は8月25、28日を中心に行われる。