バルセロナ、ロメウ獲得を発表! 12年ぶり帰還のカンテラーノがブスケッツ後釜に

[写真:Getty Images]

バルセロナは19日、ジローナからスペイン人MFオリオル・ロメウ(31)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月30日までの3年となり、契約解除条項は4億ユーロ(約625億円)に設定されている。

地元出身でラ・マシア育ちのロメウは、2011年にチェルシーに青田買いされる形でクラブをあとに。以降はバレンシア、シュツットガルトへのレンタル移籍を経て、2015年夏にサウサンプトンへ完全移籍した。

同クラブでは初年度から主力として活躍し、外国籍選手では歴代4位となる通算256試合に出場。だが、昨夏プリメーラに昇格したジローナへ完全移籍で加入し、8年ぶりの母国帰還を果たした。2022-23シーズンはラ・リーガで33試合に出場するなど、中盤の要として安定したパフォーマンスを披露した。

バルセロナは今夏の移籍市場で、インテル・マイアミに移籍した元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツの後釜探しに着手。当初はレアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディ、バイエルンのドイツ代表MFジョシュア・キミッヒ、直近でアル・ナスル移籍が決定したクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチらが候補に。

しかし、クラブは財政難とサラリーキャップの問題によって前述の候補の獲得は非現実な状況となっており、チャビ・エルナンデス監督は自身の現役時代に短期間ながら共にプレーした後輩でブスケッツの穴を埋める決断を下した。

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