JR横浜支社 「ポケモンスタンプラリー」14日から 首都圏10駅+新幹線5駅で など【今週の交通新聞より】

2023年7月10日~7月14日交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR九州リテール 「ふたつ星4047」グッズを発売
・JRグループ旅客6社 25年4~6月「大阪DC」開催へ
・JR横浜支社 「ポケモンスタンプラリー」14日から 首都圏10駅+新幹線5駅で
・JR東日本・JR東海・JR西日本など 「Japanese Beauty Hokurikuキャンペーン」10月から半年間開催
・JR北海道 「アドベンチャートラベル」推進へ 9月のサミットと協調 イベントPRやキタカ提供で連携

7月10日 月曜日

JR九州リテール 「ふたつ星4047」グッズを発売


○…JR九州リテールは7日から、西九州エリアを巡るD&S(観光)列車「ふたつ星4047」をデザインしたオリジナルグッズを主要駅の土産店「銘品蔵」などで販売している。

○…同社限定アイテムは、ボールペン「ジェットストリーム4&1」(1650円)、「A6メモ帳」(440円)、「アクリルキーホルダー」(駅名標チャーム6点付き、1210円)の3点。このほか「タオルハンカチ」(660円)などを先行販売中。

○…販売店舗は小倉、博多(筑紫口)、長崎、佐世保、別府各駅の「銘品蔵」と武雄温泉駅キヨスク。同社銘品蔵オンラインショップでも販売する。


7月11日 火曜日

JRグループ旅客6社 25年4~6月「大阪DC」開催へ


決定通知書の伝達式 万博との相乗効果図る

JRグループ旅客6社と自治体が協働して実施する大型観光キャンペーン「デスティネーションキャンペーン」(DC)が2025年4月1日~6月30日に大阪府全域で開催されることが決まり、決定通知書の伝達式が7日に大阪市中央区の府庁本館で行われた。大阪府でのDC開催は1990年7~9月以来、35年ぶり2回目となる。

DCは、JR旅客6社が地元自治体、観光事業者、旅行会社、関係機関などと協力し、地域の新たな魅力を発信して誘客する国内最大級の観光キャンペーン。

今回の大阪DCは、同年4月13日から10月13日まで開催される大阪・関西万博の機運醸成を図るとともに、万博だけでなく、大阪にある歴史、文化、食、エンターテインメントなど多くの魅力を発信し、府内での周遊・滞在促進を図ることを目的とする。

今後のスケジュールについては、府内の観光素材の集約などを行った上で、24年4~6月にDCの試行として大阪プレDCをJR西日本管内で開催。同年6月ごろに全国の旅行会社を招待して商品造成を要請する「全国宣伝販売促進会議」を開催する予定。

観光素材のブラッシュアップなどを経て、25年4~6月にDCを開催し、JR6社による大阪への重点送客を図る。翌26年4~6月にはアフターDCをJR西日本管内で開催し、府内周遊・滞在の定着を目指す。

決定通知書の伝達式には、長谷川一明JR西日本社長、吉村洋文大阪府知事、横山英幸大阪市長、永藤英機堺市長が出席。長谷川社長から吉村知事に通知書が手渡された。

あいさつで長谷川社長は「JRグループとして、大阪の魅力を全国の駅などで集中的に発信していく。関西の私鉄と取り組んでいる関西MaaS(マース)も、キャンペーンの中で大いに活用していただけるように進めていきたい。大阪・関西万博のさらなる認知度向上に貢献するとともに、大阪府域全体で多くのお客さまに周遊していただけるように、地元の皆さまと一緒になって取り組んでいきたい」と述べた。

吉村知事は「大阪の観光の魅力と、万博の魅力の相乗効果が発揮されることを期待している。JR6社と一緒に全国に魅力を発信していきたい」と語った。


7月12日 水曜日

JR横浜支社 「ポケモンスタンプラリー」14日から 首都圏10駅+新幹線5駅で


JR東日本横浜支社は14日から、「JR東日本ポケモンワールドチャンピオンシップス2023 スタンプラリー」を開催する。8月11~13日に横浜市のパシフィコ横浜で開催されるポケモンゲームの世界大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス2023」とタイアップ。首都圏エリア10駅と新幹線5駅に設置したスタンプを集めてもらう。桜木町、横浜駅には特別装飾を実施してラリーを盛り上げる。8月13日まで。

首都圏主要駅や新幹線のスタンプ設置駅で配布するパンフレットを入手し、首都圏エリア10駅の改札外と新幹線5駅の新幹線改札内に設置したスタンプ計11種類(新幹線コース各駅のスタンプは同一)を集める。

設置駅は、首都圏エリアコースが川崎、横浜、藤沢、小田原、小机、桜木町、渋谷、八王子、南浦和、錦糸町。新幹線コースが仙台、盛岡、新青森、越後湯沢、長野。設置時間は始発―終電(渋谷は7~22時)。

賞品は、首都圏エリアのいずれか3駅分を集めるとオリジナルポストカード、10駅全てを集めるとオリジナルA4クリアファイル、新幹線5駅のいずれか1駅でオリジナルトートバッグを進呈する。引き換えは横浜駅南北連絡通路地下2階の特設ゴールカウンターで10~16時。8月14日まで。

特別装飾は今月中旬から8月中旬まで、横浜駅や桜木町駅、駅ビル「シァル桜木町アネックス」で実施。同大会特別デザインのかわいいポケモンたちが出迎える。さらに、8月8~14日は桜木町駅社員がピカチュウデザインのサンバイザーを着用して業務に当たる。

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7月13日 木曜日

JR東日本・JR東海・JR西日本など 「Japanese Beauty Hokurikuキャンペーン」10月から半年間開催


北陸新幹線 敦賀開業を盛り上げ

JR東日本、JR東海、JR西日本と、北陸三県誘客促進連携協議会(石川県、福井県、富山県、北陸経済連合会、JR西日本金沢支社で構成)、北陸観光協会は10日、北陸の魅力を存分に楽しめる観光キャンペーン「Japanese Beauty Hokurikuキャンペーン~日本の美は、北陸にあり。~」を今年10月1日から来年3月31日まで実施すると発表した。10~12月は、2024年10~12月に開催する「北陸デスティネーションキャンペーン」(北陸DC)のプレキャンペーンと位置付けた上で、開催期間を半年間に拡大する。

同キャンペーンは04年にスタートし、今年で19回目となるが、半年間にわたる開催は初めてとなる。

キャンペーンでは、同協議会が北陸の魅力である食や温泉、伝統工芸体験などの観光素材を整備。JR3社が共同で首都圏、中京圏、関西圏から北陸3県へ集中的に送客を図り、北陸観光の定着化につなげる。

期間中は、北陸DCのテーマでもある「美観」「美食」「美技」「美湯」「美心」の五つの美のコンセプトの下、北陸の古き良き魅力や、時代に合わせた新たな楽しみ方を提案。本年度末の北陸新幹線金沢―敦賀間開業を間近に控え、北陸観光の一層の盛り上げを図る。

同日は、5者などによる「北陸誘客促進会議」が石川県加賀市内で開催され、JR東日本の小崎博子マーケティング本部くらしづくり・地方創生部門長、JR東海の榊原篤執行役員・営業本部長、JR西日本の岩城弘明理事・鉄道本部営業本部長、漆原健常務理事・金沢支社長、同協議会の会長を務める竹内延和富山県地方創生局長ら自治体、観光協会代表が出席。

開会に当たり、竹内会長があいさつし、3社を代表して岩城本部長がキャンペーンへの抱負を語った後、JR西日本金沢支社社員が地元の観光素材の説明を行った。

■榊原篤(榊=木へんに神)


7月14日 金曜日

JR北海道 「アドベンチャートラベル」推進へ 9月のサミットと協調 イベントPRやキタカ提供で連携


JR北海道の綿貫泰之社長は12日の定例会見で、9月11~14日に北海道で開催される体験型観光の国際イベント「アドベンチャートラベル・ワールドサミット」(ATWS)と協調した取り組みを展開すると発表した。開催に向けた機運醸成へ駅構内のデジタルサイネージなどでPR協力するほか、期間中は参加者の移動用に交通系ICカード「Kitaca」の提供も計画。北海道におけるアドベンチャートラベルの推進に寄与していく。

ATWSは、欧米を中心に各国のツアーオペレーターや関連企業、メディアなどが最大800人程度参加するBtoBイベント。期間中は基調講演やディスカッションが各日設定され、ほぼ全員が参加する見込みの初日の日帰り視察ツアー(DOA)をはじめ、会期前の宿泊付き視察ツアー(PSA)などが、海外に向けた絶好のPRの場として企画される。今回がアジアでのリアル初開催となる。

JR北海道は、持続可能性、低い環境負荷、地域貢献といったアドベンチャートラベルのコンセプトが会社が目指す方向性と合致するとして、協賛企業「トップパートナー」に名を連ねる。「鉄道=環境にやさしい交通機関」という特性を生かして、北海道におけるアドベンチャートラベルの定着に貢献し、会社の収益拡大にもつなげていく。

開催に向けては、会期前に約1カ月間にわたって札幌駅構内のデジタルサイネージでPR映像の放映を実施。車内誌「The JR Hokkaido」で関連特集(6月号)、告知広告(8月号)などを企画した。

会期中はKitaca提供のほか、働き掛けなどが奏功して鉄道が利用されることになったPSA道内15コース中10コース、DOA全31コース中9コースを通じ、JR北海道の鉄道の魅力を世界に発信する。9月に設定する臨時特急「ニセコ号」(札幌―倶知安―函館間)では、一部コースに合わせた臨時停車(小沢)の対応も行う。

ATWS以降も、北海道におけるアドベンチャートラベル定着に向け、「自然」が豊富な道東エリア、日本遺産「炭鉄港」、世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」など、アドベンチャートラベル素材に資する道内のテーマ性の高いコンテンツと鉄道の組み合わせについての提案を進めていく。

また、富裕層が多く単価が高いといわれるアドベンチャートラベル愛好家の取り込みへ、現行最長で7日間用の訪日客向け周遊券「北海道レールパス」に、長期滞在用として10日間用の新設も検討する。

綿貫社長は「こういった取り組みを今後進める中で、アドベンチャートラベルを北海道中で広めていきたい」とし、これまで構成比率の低かった欧米市場の新たな取り込みに期待を込めた。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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