有田哲平「“ため息”名勝負数え唄の初戦ですから」髙田延彦VSヒクソン・グレイシー戦を“ため息”混じりに振り返る!

お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの有田哲平が7月17日、YouTubeチャンネル「有田哲平のプロレス噺【オマエ有田だろ!!】」を更新。お笑いコンビ・チュートリアルの福田充徳とともに、プロレスラーの総合格闘技挑戦を振り返った。

今回の企画は、「福田のプロレス頭テスト」の第3弾。スタッフから発表されるキーワードをもとに、有田が連想するプロレスワードを考え、福田がそれを当てるという内容だ。

「ため息」というキーワドに福田は「プロレスラーのMMA(総合格闘技)チャレンジ」と答え、「プロレスラーって一回負けちゃうと、幻想が一気に崩壊しちゃう。背負ってるものがデカ過ぎて、プロレスラーは負けないのが前提。プロレス界全体を背負ってるから、1人負けちゃうと『なんや弱いじゃんプロレス。嘘やんほら』って言われがち」だと、MMAブームに飲み込まれていった当時のプロレス業界の状況を回顧し、当時何度もプロレスラーの敗北を目にしたために、「(プロレスラーが試合に出ても)負けるって…」という、半ばあきらめの“ため息”だと予想した。

これに有田は、「負けないような気がしてたのよね」と福田に共感し、「大谷翔平さんは、とんでもないモンスター級の野球選手ですが、“今日負けました”っていう日はあるわけじゃん。それがスポーツなはず。それがその時わかってないから、“プロレスラーは全勝じゃないといけない”」と、当時の多くのプロレスファンが思っていたことを代弁した。

それを踏まえて有田が出した答えは「髙田延彦VSヒクソン・グレイシー戦」。これは、1997年10月11日、総合格闘技イベント「PRIDE1」の東京ドーム大会で、“最強”プロレスラー髙田延彦が、ブラジルの柔術家ヒクソン・グレイシーに敗北した試合。ここから総合格闘技人気が爆発し、逆にプロレス人気は低迷していく。

有田は福田に「出てこなかったねえ。髙田VSヒクソン。まずこれを言わないと」と福田を説教し、「ため息はここからスタートですから。“ため息”名勝負数え唄の初戦ですから」と“ため息”混じりに解説。福田は「たしかに、“会場のため息、全部集めたら一番でかいの何でしょう?”だったら、絶対これ」と納得し、有田も「ドーム全部ため息だったから。入り口の回転ドアで、ため息がばーっと出てたから」と、笑いを交えて当時の状況を解説していた。プロレス愛が詰まったエピソードの続きは動画で。

【動画】「#126【大反響!!プロレス頭テスト】有田&福田がプロレスラーの総合格闘技挑戦を振り返る【髙田延彦・石澤常光・藤田和之】」

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