サッカーの第103回天皇杯全日本選手権（日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催）は7月19日、雷雨で途中打ち切りになった3回戦の再開試合が富山県総合運動公園陸上競技場で行われ、J1アルビレックス新潟がJ3富山（富山）を4-3で下し、4回戦に進んだ。新潟は7年ぶりに16強入りした。
7月12日に中断した時点の3-2のスコアで、延長後半キックオフから再開。延長前半終了時点のメンバーで臨んだ。新潟、富山とも交代枠の上限の6人を使い切っており、選手交代なく戦った。15分で互いに1点ずつを取り合った。
3-2で始まった再開試合の末、新潟が4-3で富山を下した。
12日に新潟は、前半20分にFW谷口海斗のシュートのこぼれ球を、MF長谷川巧が詰めて先制した。
雨脚が強くなった後半は、前進に苦戦した。13分、ミドルシュートで失点。33分にカウンターで逆転された。しかし、37分にMF太田修介が同点ゴール。延長前半5分、再び太田が決めて逆転した。
19日の再開後は延長後半9分、右クロスからDF田上大地が4点目を奪った。ロスタイムにCKから失点したが、1点のリードで試合を終えた。
新潟の4回戦は8月2日午後6時半から、町田GIONスタジアムでJ2町田と対戦する。
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