静岡県下田市の小学生が地元のお年寄りからウナギの伝統的な漁について学ぶ授業が7月19日に行われ、収穫したウナギは給食で提供されました。
下田市立稲梓小学校の4年生は毎年この時期になると、授業の時間で地元の伝統的な漁を学びます。
前日から学校近くの稲生沢川に仕掛けたのは、竹で編まれた「もじり」と呼ばれる道具。エサのミミズに誘われウナギが中に入ると、逃げられなくなる仕組みです。子どもたちが「もじり」を引き上げると…。
<男子児童>
「暴れてる…」
Q今の気持ちは
「うれしいです」
今回は合わせて14匹のウナギがかかっていました。小さかった6匹は川に放し、8匹を捕まえた子どもたち。
<地元のお年寄り>
「最後は給食で食べてください」
<男子児童>
「よっしゃー。これが一番だ」
<地元のお年寄り>
「じゃあ、1人5000円ずつで」
<男子児童>
「え〜、たっか〜い」
捕まえたウナギは地元のお年寄りが学校で調理し、給食の時間に蒲焼きにして提供されました。
<児童>
「すごく甘じょっぱくて、おいしいです」