「埼玉のホスト」主演・山本千尋が絶賛!「福本大晴くんはこの夏一番の“ヒロイン”」

TBSで7月25日にスタートするドラマストリーム「埼玉のホスト」(火曜深夜1:00、関東ローカル)の制作発表会見が行われ、主演の山本千尋をはじめ、共演の福本大晴(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)、楽駆、木村了、中沢元紀、田中洸希、濱尾ノリタカ、守谷日和、中山咲月が参加した。

「埼玉のホスト」は、“何もかも中途半端な埼玉のホストたち”と“ある秘密を持つ東京・歌舞伎町のトップホスト”、そして、数々の店を立て直してきたすご腕のコンサルタントであり、“男だけでなく人間全般を信用しない女”荒牧ゆりか(山本)が目標のために時にぶつかり合い、時に励まし合い、絆を深め合う、新しい“埼玉ブーム”をドラマから巻き起こすラブストーリー&青春コメディー。

福本がゆりかにスカウトされホストとなる岩槻キセキ役、楽駆は歌舞伎町のNo.1ホスト・赤坂ゲンジ役を務めるほか、木村が埼玉のホストクラブ「エーイチ」のオーナー・浦西コバト役、中沢は元歌舞伎町ホストで「エーイチ」唯一の常識人で優しい性格の持ち主・高崎セン役、田中は「エーイチ」のビジュアル担当・行田マモル役。さらに、濱尾は、埼玉の大学に通う学生兼ホストの枚方祥太郎、守谷は「エーイチ」のメーク担当兼ボーイでホストたちのお母さん的な存在・吉見大鉄、中山はお坊ちゃんホストの成城マコトを演じる。

自身の役柄について「超イケメン」と紹介した福本は、キセキの人物像について「もともとは人間と話すのが苦手で、植物としか話せないかなり特殊なキャラクターなんですが、やりがいもありますし、埼玉のホストとしてどう成長していくのか見てほしいと思います」とアピール。

また、木村が「僕の役どころは仲間思いのオーナーですが、ちょっとなめられがちのキャラクターなんです」と役柄を紹介すると、すかさず福本が「めっちゃなめてました! 木村さんをなめてました。裏では『木村』って呼んでます」と会見を盛り上げると、木村は「あんなに温泉に誘ってきたくせに!」と切り返し、福本は「もちろん冗談ですよ(笑)」と息の合ったやりとりで、打ち解けた様子を見せた。

作品の見どころに関して、山本は「『エーイチ』のみんなの個性あふれるキャラクターとおバカでいとおしいところ。それとは対照的に楽駆さんが率いる『ラブ2000』がすごく神々しい空間なんですね。あとは、こちらですよ(と福本を見て)。キセキ役の福本大晴くんはこの夏一番の“ヒロイン”だと思っています」とコメントすると、福本は「僕がヒロインですか? あまり聞かないですけどね」と驚きつつも、「確かに! ラブコメの部分もあって、かなり僕がヒロインとしてキュンキュンさせたんじゃないかな」とまんざらでもないようで、山本は「頑張れ!って応援したくなるんです」と福本のキャラの魅力を伝える。

そこに守谷も続き、「まじ“ビジュ爆発”なんで!」と称えると、福本は「演じるキセキは農家の息子で、ファッションにも無頓着だったんですが、大鉄さん(守谷)にメークをしてもらったりする中で、徐々に自分に自信を持っていくんです」と解説。ほかのメンバーから、「驚くほどカッコよくなる」との声が上がると、福本は「なんせ超イケメンなんで!」と胸を張った。

お互いの話にツッコミを入れ、仲のよさがうかがえる出演者たち。福本いわく「現場の休憩時間にも休憩せずにずっと一緒にしゃべっていた」そうだが、撮影中のハプニングを問われると、これといったエピソードが浮かんでこない9人。考えた末に楽駆が「大晴がスタッフTシャツを作ってくれた」と語ると、福本は「皆さんが配った時にめちゃめちゃ盛り上がってくれて、僕もすごくうれしかったです」と笑顔を見せた。

さらに、“共演者にこれだけは言いたいこと”を聞かれると、やはり「現場でもずっとしゃべっていたので、あらためて言いたいことはない」という中沢だが、「大晴に『ありがとう』という気持ちがある」と福本への感謝を語り出し、「1カ月、連日の撮影で全体の疲れがたまっていた時に、すてきなお弁当を差し入れしてくださった。そのお弁当を食べて、午後はもう1回頑張ろうという気持ちになって…」と説明すると、福本は「(お礼を)言いすぎなんですよ。もうええって言ってるのに、すれ違うたびに『ありがとう』って言われて。でも僕の心も温まりました」と明かした。

すると濱尾が「僕ら(福本、中沢、濱尾)24歳になる同い年なんですけど、元紀とも話をしていたんですが、あのおいしい弁当を入れられるのはすごい。俺ら(中沢、濱尾)もいつか入れられるように頑張ろうと。そして、『僕からのありがとうの気持ち』だと差し入れしていて、本当にカッコよかったです」と福本のふるまいを絶賛。「心までイケメンだな」と声がかかると、福本は「本当にそうかも!」と照れ隠しで乗っかっていた。

続いて、ホストクラブ「エーイチ」の世界観を体感するべく、相手をキュンとさせるホストならではの“必殺テクニック”を披露することに。楽駆は、特にシチュエーションなしで「ノーイメージで行きます!」と、「やせた! 空気かと思った。空気って人間に一番必要。本当にお前のことが一番大事だ。俺のそばにいてくれよ! いやいろよ!」とやり切り、「決まったなと思った」と自画自賛。山本は「楽駆さんは声がすてき」と持ち上げつつ、「でも何を言っているかは分からなかったけど…」とバッサリ。そして、田中×中沢ペアによる、男女の設定で「満員電車」をテーマにしたテクニックなどに続き、最後は福本が挑戦。

福本は「普段しないんですよ。ジャニーズやけど」と言いつつ、“幼なじみと毎年行っているいる夏祭りデート”としっかりとした設定の下でスタート。すると「なんでそんな距離とんねん!」などと言いながら、記者のカメラに近づき、キス顔を披露。周囲から「さすがだな」「すごい!」とはやし立てられ、山本は「さすがうちのNo.1ホストだよ」と感心。福本は「いきなり記者さんのところに行ったから、『マジか、マジか』みたいになっていて、テンション上がりましたけど。(ほかの出演者を指し)皆さん僕のために“ホップ、ステップ”を作ってくれてありがとうございます」とコメントした。

最後に、山本が「このドラマは一人一人がコンプレックスを抱えながら、挫折と後悔を繰り返す中で、仲間と出会い、成長し、乗り越えていく青春群像劇になっています。見てくださる方の“明日の一歩”が明るくなる、そんなドラマになっていると間違いなく思っているので、ぜひ何度も見てください!」とアピール。

そして、キャスト一同で劇中にも登場する「エーイチ」オリジナルコールも披露。大盛り上がりの中、福本が「埼玉の要素が作品中にちらばっているので、埼玉県にゆかりのある方はぜひ見てほしいですし、埼玉に関わりのなかった人も、これを見れば埼玉を知ったような気持ちになれる、本当にすてきなドラマです。個性豊かなメンバーだからこそできた自信たっぷりの作品なので、皆さんの力でよろしければ、第1話スタート時には、トレンド入りさせてほしいなと思っています」と呼び掛け、会見は終了した。

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