かつて横浜の市街地を東西南北に結んだ横浜市電の車両を保存展示している市電保存館(同市磯子区)にあるジオラマが40年ぶりにリニューアルされた。19日から一般公開され、親子連れらが目を輝かせた。
8月の開館50周年を控えて一新されたジオラマは、横浜・みなとみらい21(MM21)エリアや新横浜駅の周辺が再現された。同市西区のコスモクロックの下を市電と最新の水素バスが行き交うなど、過去と未来が交錯する街並みを演出した。ジオラマは1回300円で操作できる。同館によると、市電のほか、新幹線や京急電鉄などの模型車両も置かれていて、日本最多の6編成が一斉に動く様子が楽しめるという。