奈良のモノを連れて期間限定で全都道府県をめぐるアンテナストアプロジェクト「奈良のトビラ」(ならにみつ・amu・ちとせなら・古都音・ココトソコノ制作室主催)の第1弾店舗があす21日から約2カ月間の期間限定で、大阪市阿倍野区の商業施設「あべのand」1階にオープンする。10月15日まで。
「奈良のトビラ」は、編集者で雑貨カフェ経営の生駒あさみさん(44)、編集者の徳永祐巳子さん(46)ツアープランナーの岡下浩二さん(36)、イベントプロデューサーの福田彩乃さんらによって発案された。日頃から奈良のよいものを全国へ発信することが難しくもどかしさを感じる中で、「直接全国へ届けたい、見てもらいたい」との思いから39市町村を発信するアンテナストアを作ることを企画、今年2月から準備を進めてきた。
店で取り扱う商品は、メンバーそれぞれが日々の仕事の中で繋がってきた人たちが手掛ける本当にお勧めしたい一品の数々。県内の事業者が作る漆器などの工芸品のほか、奈良漬やそうめん、大和当帰、大和茶をはじめ地域限定の特産品、奈良雑貨など40業者、約140品が並ぶ。
また、県内の市町村とも連携し店内で観光PR、ワークショップも順に行う予定。
生駒さんは「実際に商品を見てもらうことで奈良の魅力を伝えたい。奈良のファンを増やすことが目的」と話し、県内の市町村にも「興味があれば声をかけてほしい」と呼びかけている。
営業時間は午前11時から午後9時。問い合わせは、Eメールnaranotobira@gmail.com。
