岡山県主要観光施設利用者調査

県がまとめた7月の県内主要観光施設30カ所の利用者調査によると、コロナ禍の影響による客足は回復傾向にあるものの、全体で34万280人と前年同月比29.5%減となった。
3県民局(備前、備中、美作)管内ごとに月別利用者数を集計し、美作県民局エリアの10施設は、津山城=岡山県津山市=、津山まなびの鉄道館=同=などが6月から再開して12万6696人、前年同月比10.9%減まで回復。
備前県民局エリアの10施設は、岡山城=岡山県岡山市=や後楽園=同=が6月から再開したもの、6万7719人、同49.7%減とまだ半減状態。備中県民局エリアは大原美術館=岡山県倉敷市=が全休したままで、14万5865人、同29.3%減だった。
同調査は2018年7月の西日本豪雨以降、30カ所の月別利用者数を集計し、前回に続いてホテルや旅館の利用状況も調査。任意に選んだ50施設のうち、回答が得られ43施設の宿泊者数は前年同月比41.6%減だった。

© 津山朝日新聞社