防災の日、岡山県警一斉訓練

県警は1日、大規模な災害を想定した交通規制訓練を行い、県内全22署が各管内で停電した際の信号復旧の方法を確認した。
真庭署=岡山県真庭市=は交通、地域課の署員6人が勝山の国道181号の3差路で信号機を止めて実施。交通の混乱を避けるため、警笛を吹きながら行き交う車両や歩行者を手信号で誘導した。電柱に備え付けてある設備に発電機を接続して点灯させたほか、交通信号制御機を操作してランプの色を切り替えた。
勤続6年目の横田貴久巡査長(27)は「交通量が多い場所では渋滞や停滞が起こりやすく危険。的確に誘導するように務めます」と語り、近藤龍明交通課長(41)は「突発的に起こる災害に対して緊急な対応が求められる。迅速な行動がとれるようにしていきたい」と話した。

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手信号で車を誘導する署員

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