羽田第2ターミナル 3年ぶりに国際線再開

大きな期待を乗せておよそ3年ぶりの運用再開です。新型コロナウイルスの影響で閉鎖されていた羽田空港第2ターミナルの国際線エリアが7月19日再開し、訪日外国人からも期待の声が上がっています。

記者:「インターナショナルの文字が見えます。こちらの方から国際線が再開しました。外国の方もいらしゃって、羽田空港からインバウンドとアウトバンド共に増加することが期待されています」

3年3か月ぶりに運用が再開された、羽田空港第2ターミナル国際線エリア。初日の7月19日は、全日空のロンドンや香港行きなど計5便が出発しました。このエリアは2020年3月に国際線増強の一環として設置されたものの、新型コロナの影響でわずか13日で閉鎖されていました。

現在、水際対策も撤廃され航空需要が増加するなか、再開した国際線エリアについて空港利用者は…。

空港利用者:「結構インバウンドが増えるんじゃないですか。なので、僕みたいなイベント業をしている人には嬉しいですね」「大学で観光を学んでいたので、観光を学ぶ身からしたら海外の人にいっぱい来てもらったりするのも嬉しいし、自分たちも海外に行くのも吸収になるし」

一方、海外からの訪日客はどのようにとらえているのでしょうか?

訪日客:「とてもいいことだね。国際線が増えるともっと多くの人が日本に来て、綺麗な景色が見られるね」

全日空は、羽田発着の国際線の便数が7月末時点でコロナ前の水準に回復するということで、「第2ターミナルの再開が経済復活の要となる」としています。

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