100巻超えの『ONE PIECE』（ワンピース）で序盤から登場し、ことあるごとにストーリーに絡んでくるバギー。王下七武海入りを果たしたり、最近では四皇入りまで成し遂げてしまったりとその動向から目が離せません。
しかもバギーが食べているバラバラの実も、作中で大きな鍵を握るのではないかとネット上で噂されています。さっそくその理由について詳しく見ていきましょう。
※記事の特性上、内容に触れています。
『ONE PIECE Island Song Collection オルガン諸島「バギー's HORROR 大サーカス」』（エイベックス・ピクチャーズ）
ビビの祖先・リリィもバラバラの実を食べていた？
バラバラの実がファンの間で注目されている理由は、1084話で登場する800年前のアラバスタ王国・女王リリィが深く関わっていることから。
「覚醒」すると周囲の環境にも影響を与える超人系の悪魔の実ですが、ご存知の通りバラバラの実も超人系。物語の鍵となっている「歴史の本文（ポーネグリフ）」を世界中にばら撒いたのがリリィ女王だと発覚したことで、「ばら撒いた＝バラバラの実の力」では？ と推測されたのです。
ネット上では「リリィがバラバラの実の前任者で、ポーネグリフをバラバラに散らばらせたとかない？」「グランドラインもバラバラの実の能力を使ってリリィがバラバラにしたのかも」など多くの意見が上がっています。
『ワンピース ニッポン縦断! 47クルーズCD in 山形 バギー the 〝CHERRY BOMB〟』（エイベックス・ピクチャーズ）
確かにリリィが覚醒したバラバラの実の力を持っていたのなら、元は大陸だったグランドラインをバラバラにすることも可能だったかもしれません。
バギーが神として覚醒する説。その根拠とは…
またバラバラの実には他にも多くの考察が……。例えばゴムゴムの実の性質である打撃が効かず斬撃が弱点になることと、バラバラの実の斬撃が効かず打撃が弱点になる性質は対の能力になっています。
そのためバラバラの実にも、「ヒトヒトの実 幻獣種モデル“ニカ”」のような本来の名前が存在するのではないかという推測が浮上しています。
他にも「インペルダウン編の能力解説で、ボン・クレーやクロコダイルはちゃんと○○の実として解説されてるのに、バギーだけが“バラバラの能力解説”ってなってるのすごい気になる……」というコメントも。
ただの編集ミスとは考えにくいので、やはり何か意図があって“バラバラの実”という言葉を使わなかったように思えてなりません。
また単行本25巻の表紙には、ルフィ、ティーチ、シャンクス、バギーが描かれていますが、その真ん中にはなぜかストーリーには関係のない紙を食べるヤギの姿が。
このことから「紙を食べる＝神の能力を食べた」と推察され、ティーチやバギーが食べた悪魔の実にも神の力が隠されているのではとも言われています。
さらに空島編では「太陽の神」「雨の神」「森の神」「大地の神」というワードが登場するシーンが。ルフィが太陽の神・ニカだと発覚したことで、対となる能力であるバラバラの実を食べたバギーが神として覚醒する可能性も十分に考えられるでしょう。
最終章に突入してからも伏線が回収されるどころか、ますます謎が増えていく『ONE PIECE』。今後の展開次第ではさらなるバギーの活躍が見れるかもしれませんね。
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