コカインを食べたクマ 大パニックを引き起こす 実話から着想 「コカイン・ベア」予告

2023年9月29日より劇場公開される、1985年にアメリカで発生した、墜落した麻薬輸送機から消えたコカインをクマが食べてしまうという事件から着想を得た映画「コカイン・ベア」の、予告編が公開された。

予告映像では、「ある日、森のなか、クマさんが…」のナレーションとともに、おなじみの「森のくまさん」のリズムによるほんわかした雰囲気から一転し、コカインを大量摂取して”キマりまくり”の“コカイン・ベア”が画面いっぱいに登場。不運にもそんなクマに出会ってしまうのは、学校をさぼって森に探検に来た子供たちや、ハイキング中のカップル、森林公園のレンジャー、助けに来た救急隊員たちだった。さらに、行方不明のコカインを追うギャング、警察官、地元のチンピラたちも森に集結し、物語が加速していく様子が映し出されている。

「コカイン・ベア」は、森林公園を舞台に、コカインを食べてしまったクマが次々と巻き起こす騒動から逃げる人々を描いたパニック・アドベンチャー。アメリカでは、“コーキー”という愛称でソーシャルメディアを中心に話題を呼び、予告編の総再生数は6600万回を超え、今年2月の全米公開では初登場第2位を記録。アカデミー賞の授賞式にも登場した。

本作のプロデュースを務めたのは、第91回アカデミー賞で長編アニメ映画賞を受賞した「スパイダーマン:スパイダーバース」などを手がけてきたフィル・ロード&クリストファー・ミラーのコンビ。監督は、俳優としても活躍するエリザベス・バンクスが務めている。「猿の惑星: 新世紀」のケリー・ラッセル、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」のオシェア・ジャクソン・Jr、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライク、2022年に亡くなった「グッドフェローズ」のレイ・リオッタらが出演している。

【作品情報】
コカイン・ベア
2023年9月29日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開
配給:パルコ ユニバーサル映画
©2022 UNIVERSAL STUDIOS

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