失業率、前月より下降し2・9%

特区政府統計処は7月18日、2023年4~6月号の失業率(速報値)を2・9%と発表。前月発表(3~5月)より0・1ポイント下降した。中でも小売、芸術、エンターテインメント、レクリエーション業界での失業率下降が目立った。一方、不完全就業率は1・1%で前月発表より0・1ポイント下降した。就業者数は約1万5000人増えて約368万8800人。労働人口は約1万5400人増えて約380万2400人。失業者数は約500人増えて約11万3600人となっている。消費および観光関連業界(小売、ホテル、飲食サービス業)を合わせた失業率は前月発表に比べ0・2ポイント下降の4・0%。うち小売業は同0・3ポイント下降の3・5%、ホテル業は同0・5ポイント下降の3・0%だった。一方、飲食サービス業の失業率は前月発表と同じ4・8%だった。特区政府労工及福利局の孫玉●局長は今後の展望について、香港の経済活動の回復に伴い、労働市場は今後さらに一歩改善するだろうと述べた。【●=草かんむりに函】

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