全国高校野球和歌山大会は19日、和歌山市の紀三井寺球場で3回戦があり、第2試合で田辺工業が和歌山北に4―6で惜敗。準々決勝進出はならなかった。
【19日】 ●第2試合(3回戦)
和歌山北 010 010 112―6 200 002 000―4 田辺工業
〔和〕高瀬―村上〔田〕破戸―津呂(二)井上、村上(和)、森西(田)
田辺工業は1回、二塁打で出た森西を三塁に進めると、四死球で満塁となり、樫本の右前打で2点を先制した。同点の6回には田組と石塚の適時打で2点を勝ち越したが、終盤に守り切れなかった。
■最後まで投げ抜く
16日の初戦で完投勝ちした破戸飛龍投手(3年)が中2日で先発登板。終盤に四球でピンチをつくって失点したが、9回158球を投げ抜いた。「コントロールが悪く、初回から走者を出して守りのリズムを悪くしてしまった。勝ち切れなくて悔しい」と涙を流した。野球はこれで最後といい「支えてくれた周囲の方や家族に感謝したい」と話した。
●21日の試合 ▽3回戦
午前9時 和歌山南陵―和歌山工業 午前11時半 田辺―近大新宮 午後2時 市和歌山―日高