伝説のラッパー、２パックの殺人事件に関連してラスベガス郊外で家宅捜索が行われた。１９９６年９月にラスベガスで銃撃され、２５歳の若さで命を落とした２パック。最近ネバダ州ヘンダーソンにある住宅が捜索されたそうで、事件解決に向けて警察が今もなお動いている状態だ。
ラスベガス警察署の広報がピープルに明かしたところによると、１７日に捜索令状が出されたそうで、今回の捜索が、現在進行中の２パック殺人事件に関する捜査の一部であることを認めている。
１９９６年９月８日、ラスベガスでマイク・タイソンのボクシング試合を観戦後に走行中の車から発砲され、その６日後に亡くなった２パック。同事件は現在も未解決で、推測の域にとどまっている。
一方、今年はハリウッドの殿堂「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」に２パックが選出。同イベントのプロデューサー、アナ・マルチネス氏はこう声明を発表していた。「２パックはラッパー、俳優、活動家、詩人そして革命家でした。このアイコニックなアーティストは死後数十年が過ぎた今も時代の象徴であり続けています。そしてこれからも重要な文化人でい続けることでしょう」
そして２パックの名前が刻まれた星はラップファンを喜ばせるとして、「ロサンゼルスで活躍した２パックの星は、最も人々が訪れる星の仲間入りを果たすことは確実です」と同声明は続いた。
時代を超え最も影響力を持つ成功を果たしたラッパーの１人とされる２パックの１９回忌の日には、オフィシャルサイトにケンドリック・ラマーが言葉を寄せていた。「あなたに初めて会った時俺は８歳だった。その時の感情は言葉に表すことができなかった。たくさんの感情が生まれた。興奮、喜び、熱望で満たされていた」「２０年後、その感情が何だったのかをはっきり把握している。インスパイアさ。あなたは交差し触れた人々の人生をその後永遠に変えることとなった。俺はいつか誰かの代弁者になりたいと自分自身に話していた。あなたに聞いてもらいたいと大声で話していた俺に誰が気づいただろう。ありがとう」
（BANG Media International／よろず～ニュース）
