フィアット、熟成極まる『500』に“らしさ”を加えたおなじみの限定車“スーパーポップ・イタリア”を設定

 2008年の日本上陸以来、熟成に次ぐ熟成を重ねてきたフィアットのロングセラーモデル『500(チンクエチェント)』に、イタリアらしいエッセンスを加えたリーズナブルな価格の限定車『500 Super Pop Italia(チンクエチェント・スーパーポップ・イタリア)』が登場。7月22日より発売が開始される。

 イタリアを代表する新世代の国民車としてリバイバルされ、世界的ヒットを記録した現行モデルもすでに熟成の域に達し、次期型はフルEVへの転換がアナウンスされるなか、ファンにはおなじみの名を冠した限定車が設定された。

 今回のモデルは、こちらも定番の1.2リッター直列4気筒エンジンを搭載する“1.2カルト”のグレードをベースに、特製フロアマットとイタリアンフラッグのバッジをフェンダーに特別装備しつつ、リーズナブルな価格を実現した1台となっている。

 インテリアでは、ボディカラーによってまったく違う雰囲気が演出されるボディ同色インストルメントパネルが採用され、日ごろから使い慣れたスマートフォンのアプリをそのまま利用できる、総合インフォテインメントシステムUconnect(ユーコネクト)を装備。

 オプション機能としてApple CarPlayに対応しており、iPhoneを7インチHDディスプレイに接続するだけでナビゲーション、通話、メッセージのやり取り、Apple Musicやオーディオブック、ポッドキャストの視聴なども運転に集中したまま行うことが可能に。また、SiriボイスコントロールやタッチスクリーンでCarPlayを操作することも可能となっている。

 そのボディカラーには、通常モデルで人気の高いボサノバホワイトとシチリアオレンジの2色が用意され、それぞれ100台、50台と合計150台の限定で、価格は254万円(税込)となっている。詳細はフィアットの公式サイト(https://www.fiat-auto.co.jp/500/super-pop-italia)まで。

ボディカラーによってまったく違う雰囲気が演出されるボディ同色インストルメントパネルを採用
日頃から使い慣れたスマートフォンのアプリをそのまま利用できる、総合インフォテインメントシステムUconnectも装備する
特製フロアマットとイタリアンフラッグのバッジをフェンダーに特別装備しつつ、リーズナブルな価格を実現した

© 株式会社三栄