増田貴久&浮所飛貴「ギフテッド Season1」キービジュアル完成。新キャストも発表

フジテレビ系で8月12日にスタートする「東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ ギフテッド Season1」(土曜午後11:40)のキービジュアルが完成した。

NEWS・増田貴久が主演を務め、美 少年/ジャニーズ Jr.・浮所飛貴が共演する「ギフテッド」の原作は、「金田一少年の事件簿」や「BLOODY MONDAY」など、数々の大ヒット作を生み出したミステリーの名手・天樹征丸氏の最新作。漫画は雨宮理真氏が手掛け、現在「なかよし」(講談社)で連載中だ。嫉心(しっしん)、復讐(ふくしゅう)、陰謀といったさまざまな人間模様が絡む殺人事件を、並外れた推理力や洞察力と論理的思考を持つ天才刑事・天草那月(増田)と、生まれながらに目視によって“殺人者”を識別できる才能(=ギフテッド)を持つ高校生・四鬼夕也(浮所飛貴)がタッグを組んで解決していく、前代未聞の本格ミステリーとなっている。さらに、那月の同僚刑事・竜崎美都役の泉里香、鷲巣潔役の小手伸也、謎を抱えて殺害された夕也の母・四鬼舞歌役の田中麗奈も出演する。

公開されたキービジュアルは、刑事ドラマのテイストを出しつつも、その先に憎しみを超えた希望のような明るい光を感じられるような仕上がりになっており、キャストたちが颯爽と活躍する姿が脳裏に浮かんでくる。そして、「どうしてこんなところにこれがあるの?」と疑問に思う仕掛けも施されている。

さらに、ドラマを盛り上げる豪華キャストとして、松井玲奈、柏原収史、窪塚俊介、高月彩良が、夕也が生まれた四鬼家が宗家である「四鬼神流古武術」の師範代である“四鬼”を演じることも決定した。

四鬼とは、四鬼流古武術の4人の師範代のことで、それぞれが圧倒的な能力を持つ古武術のスペシャリスト。舞歌の死後、道場から離散しているが、その死に関わっている可能性が疑われており、ストーリーにおいて重要な鍵を握る。

松井が演じるのは、風のように一瞬で相手の関節を外すことができる弓月兵馬。通称「風鬼」。由緒ある舞の家柄の出身で、幼い頃から舞をたしなむうちに女性的外見となり、36歳の男性には見えない。現在は舞台俳優をしており、その天才的な演技力は高い評価を得ている。可憐な姿と裏腹に何を考えているか分からない不気味さを持つ。

そんな兵馬について、松井は「一癖も二癖もあるキャラクター。本心が見え難い部分は、彼が舞台役者であるからこその気質で、きっとその時々で相手にどんなふうに見られたいかを考えながら過ごしているからだろうなと感じていますし、演じていてもさまざまなアプローチができて楽しいです」と語る。また、主演の増田の印象は「とんでもない膨大なセリフを巧みに操り、刑事ドラマの見せ場である『謎解き』ではシャーロック・ホームズさながらの推理を披露してくれます!」と絶賛している。

柏原は、通称「水鬼」と呼ばれる林秘影役。歴史ある華道の家元「林家」に生まれ、華道家として「林家アートフラワー」を主宰している。幼い頃の夕也にとっては兄のような存在だったが、現在は夕也に距離を置かれている。それには、秘影にまつわるあることが原因となっている。

台本を読んで、「まず『殺人を犯した人を視るとその人の身体に黒い“影”がかかって見える』という設定にとても興味を持ち、ひかれました」と言う柏原は、非現実世界のようでもあり現実にもありそうだと思えるような世界観に「もし自分がそうだったらという目線でも楽しめました。今までさまざまな形の事件推理系ドラマがありましたが、こんな切り口があったとは…」と純粋に楽しんでいる様子。加えて「撮影現場では素晴らしいスタッフの皆さんと個性豊かなキャストに囲まれ、最高なドラマが完成しました。視聴者の皆さんにも共感していただきたいのでぜひご覧ください!」と呼び掛けている。

窪塚は、妻を亡くし、娘の薫を男手一つで育てた、四鬼で唯一の父親・金田那由他に扮(ふん)する。通称「金鬼」。舞歌殺害の重要参考人として連行される途中、警官を倒して逃走。現在も行方不明となっている。

外見からは考えられない怪力を持ち、何者にも姿を変えることができる人物・長曾我部新には、高月が起用された。通称「隠形鬼」。琵琶の家元の出身で、現在はロック・ギタリストとして活躍中。兵馬以上に、何を考えているか分からないと言われている。

そして、多彩なゲスト出演者も明らかになった。第1話には、強欲な資産家殺人事件のキーパーソンである義理の息子3兄弟として黒羽麻璃央、菅生新樹、植村颯太が登場。ミステリアスな演技合戦を繰り広げる。

白昼の町で若い女性が転落死し、事故当時、道で目撃したという男性の証言によれば、女性は近くのビルの屋上から飛び降りたという。所轄の警察官らが自殺と断定する一方で、警視庁捜査一課の刑事である那月は、男の証言の不自然が気になっていた。すると、その場に居合わせた高校生の夕也が突然「殺人だよ、これ――」と言い、目撃者の男を犯人として名指しする。続けて、那月の鋭い推理で男のうそが暴かれていった。那月が「なぜ、犯人が分かったの?」と尋ねると、「視(み)えたんだよ。あいつが、人殺しだってことが――」と答える夕也。

数日後、夕也は亡き父親の知人で、殺害された資産家・稲垣剛蔵(六平直政)の葬儀を訪れる。すると、そこには那月の姿が。「自分と組んで犯罪捜査に協力してほしい」と強引に提案する那月に、夕也は渋々協力することに。葬儀の最中、容疑者を視認した夕也は那月に耳打ちする。夕也が目をつけたのは、2年前に死んだ剛蔵の妻の連れ子である、3人の義理の息子だった。しかし、長男の一樹(黒羽)、次男の修二(菅生)、三男の拓三(植村)にはそれぞれ犯行時刻に強固なアリバイがあり…。

第2話では、華道家元の毒殺事件が発生し、流派の争いの鍵を握る百年に1人の天才華道家役で堀田茜が出演。第3話のゲストは、元宝塚トップの真飛聖で、棋士界の美しき女帝を演じる。

さらに、工藤美桜が夕也の数少ない友達の女子高生・生駒沙耶香役を務めるほか、沢口愛華が学校で起きた殺人事件の鍵を握る謎の女子高生役に。殺人事件が起こるフラワーアート祭の司会者役で、元テレビ東京アナウンサーの森香澄がテレビドラマ初出演を果たす。各話を盛り上げる注目の女優陣にも注目だ。

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