ヘリ事故の調査期間を延長 陸自、記録解析に時間

 沖縄県宮古島付近で4月に起きた陸上自衛隊のヘリコプター事故に関し、陸自トップの森下泰臣陸上幕僚長は20日の記者会見で、事故発生から4カ月以内に防衛相に提出するよう定められている調査報告書の提出期限を延長したと明らかにした。陸自から浜田靖一防衛相に申請した。

 森下氏は、フライトレコーダー(飛行記録装置)の解析や海底から引き揚げた機体の調査などに時間がかかっているためと説明した。

 調査報告書の提出は、防衛省の訓令で定められており、特別な事情がある場合は、期間の延長を申請できる。

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