静岡市清水区の工事現場で橋桁が落下し、作業員2人が死亡、6人が重軽傷を負った事故で、国土交通省静岡国道事務所は20日、落下した橋桁の撤去作業を22日から開始すると発表した。通行規制の解除は、8月中旬ごろを見込んでいる。
静岡国道事務所によると、落下した橋桁を八つに分割して搬出した後、舗装などを修繕してから通行規制を解除する。
事故は6日未明に発生。長さ約65メートル、重さ約140トンの鋼鉄製の橋桁が約9メートルの高さから、バイパスの歩道に落下した。静岡県警は業務上過失致死傷容疑で現場検証し、当時の状況を詳しく調べている。