若元春、大関昇進へ苦しい4敗 錦木2敗目、北勝富士と首位並ぶ

若元春(左)が霧島に寄り切りで敗れる=ドルフィンズアリーナ

 大相撲名古屋場所12日目(20日・ドルフィンズアリーナ)関脇若元春は新大関霧島に寄り切られ、大関昇進へ苦しい4敗目を喫した。霧島は6勝4敗2休。平幕錦木は新入幕の湘南乃海に小手投げで敗れて2敗目。関脇豊昇龍を押し出した平幕北勝富士と首位で並んだ。大関とりを懸ける豊昇龍は3敗に後退した。

 大関昇進を目指す関脇大栄翔は玉鷲のはたき込みに屈して連敗。手痛い4敗目となった。両小結は琴ノ若が勝ち越し、阿炎が負け越した。

 2敗の錦木と北勝富士を3敗で豊昇龍、新入幕の伯桜鵬が追う展開。十両は友風が10勝2敗で単独首位を守った。

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