「だいぶ暑い日が続くけど」静岡も梅雨明けで夏到来!海も ジェラート店も うなぎ屋も大にぎわい

気象庁は7月20日、静岡県内を含む東海地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。いよいよ本格的な夏の到来です。

<坪内明美記者>

「梅雨が明け、強い日差しが降り注ぐ中、静岡市の海水浴場には多くの人が水遊びに訪れています」

20日の静岡県内は、広い範囲で高気圧に覆われ、気象庁は、東海地方で梅雨明けしたとみられると発表しました。

平年より1日遅く、2022年より3日早い梅雨明けとなりました。

<男の子>

「楽しい!」

<父親>

「だいぶ暑い日が続きますけど、こうやって海に来れるので、涼んだりしながら、子どもと楽しく過ごしています」

<高校生>

「すごい気持ちいいです!」

本格的な夏の訪れに海沿いのジェラート店は、家族連れなどでにぎわっていました。県内の旬の果物のフレーバーが人気です。

<LAPALETTE 武川祥子さん>

「梅雨も明けて、お客様も増えてきて、きのうより午前中のお客様が多い。海水浴のお客様も来ていただけるので、にぎわいが出てくる」

この暑い夏を乗り切るために、スタミナアップは欠かせません。JR浜松駅の近くにある浜名湖養魚漁協の直営店。人気メニューは、もちろんうな重です。

平日の20日も多くのお客さんがうなぎを堪能しました。

<浜名湖養魚漁業協同組合 髙津直弘販売課長>

「最近暑い日が続くのでうなぎを食べて精力つけて、元気になってほしい」

7月30日の「土用の丑」を前に、浜名湖養魚漁協では、ウナギの出荷作業がピークを迎えています。

<浜名湖養魚漁業協同組合 伊藤康公さん>

「中・大・小で3種類に分けています。一番手前が中、真ん中が大、一番向こう側が小になります」

「土用の丑」が近づくと例年、5トン以上のウナギを全国の問屋などに出荷するため、漁協は大忙し。一方で、気になるのは価格です。

<浜名湖養魚漁業協同組合 伊藤康公さん>

「値段は申し訳ないんですが、ウナギの稚魚の価格の高騰とか原料価格、ガス、電気なんかの高騰などもあって多少高くなっております」

出荷価格は、2022年と比べ、1割までいかないものの、値上がりしたということで店頭価格の値上げも免れそうにありません。

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