新日本プロレスは7月19日(水)、宮城・ゼビオアリーナ仙台にて『G1 CLIMAX33』第4戦を開催した。
『G1 CLIMAX 33』
日時:2023年7月19日(水) 17:00開場 18:30開始
会場:宮城・ゼビオアリーナ仙台
観衆:1,657人
第6試合では『G1 CLIMAX33』Cブロック公式戦が行われ、鷹木信悟(0勝1敗)とHENARE(0勝1敗)が対戦し、試合終了間際の19分38秒に2発目に発射したStreets of Rageで鷹木から3カウント奪取。
HENAREは公式戦2戦目で1勝目をGET。
鷹木は『G1』開幕から悪夢の2連敗となった。
<試合結果>
▼第6試合 20分1本勝負
『G1 CLIMAX 33』Cブロック公式戦
鷹木 信悟 ×(0勝2敗=0点)
vs
HENARE 〇(1勝1敗=2点)
19分38秒 Streets of Rage→片エビ固め
■試合後バックステージコメント
HENARE「タカギ・シンゴ、以前俺はいつも疑問に思っていた。お前はなぜそんなにタフなのか。なぜそんなに強いのか。なぜそんなに激しく攻撃できるのか。そして俺は2000年の時をさかのぼった気持ちになった。そしてこの印を刻んだ後、その理由が分かった。
タカギ、お前は俺と同種の男、戦士だ。戦士の血を引く者。だからお前とは因縁がある。だからお前が初めてここに来た時、俺と対戦した。それが分かったんだ。お前はプロレス界で最もタフな男だ。それについて疑う余地はない。
WWEやAEWにいるヤツもお前ほどタフではない。最もタフな男の一人であるシンゴに、俺と先祖たちからの敬意を表する。日本での戦士の夢について話しただろう。念願の夢だ。エディ、ここに来ることがお前の夢だったのか?
インディー時代と変わらないスタイルでも何か得られると思ってここに来ることが?いいか?ニュージャパンプロレスに来るということは、無差別級世界最強のレスラーになるということだ。
ニュージャパン・ドージョーでストロングスタイルについて学ぶ。LA DOJOでもファレ・ドージョーでもなく、シンニホンプロレス・ドージョーで俺はすべてを教わった。俺はここで最強の戦士だ。俺はシンゴ・タカギを倒したぞ。お前は口だけ。お前は初めてのシリーズだ。
俺はここで7年やっている。夢を味わいたいか?喜んでお前をぶちのめし、夢がどんなものなのかを教えてやろう。ジャパニーズ・ストロングスタイルを世界に伝えた外国人先駆者はお前じゃない。それは俺だ」
鷹木「(※頭からタオルを被り、アゴのあたりを氷で冷やしながら床に座り込む)試合時間は? 試合時間わかるか?『残り30秒』ってのは聞こえたわ。あー、残り30秒か、あと30秒で……。気ぃ抜いたわけじゃねえけど、負けたら意味がねぇんだよ!
残り30秒、長く感じたわ。俺はそんな、中途半端な闘いしてるわけじゃねぇんだよ、俺はよ!ちょっとでもあと30秒耐えて、引き分けに持ち込もうとした、引き分けに持ち込もうとした!俺の負けだ。ヘナーレ!完敗だよ。
オマエやっぱすげぇなぁ。名前変えて、見た目も変えて、オマエ、ホンモンだよ。年下の後輩だけど、リスペクトするぜ。『G1』、勝つか負けるかだ。やるか!やられるかだ。引き分けを選ぶぐらいだったら華々しくやられた方が俺らしいだろ。
これで2連敗。チクショー、勝てねぇな。マジで勝てねぇな。誤算があったとすればヘナーレの、タトゥーじゃねぇよ、髪の毛がねぇ分、ヘッドバット、過去イチだ、メチャクチャ効いたぞ! 最後はワケ分かんねぇまま終わったな。
だが、鷹木信悟!心はまだ死んでねぇ。いや体も死んでねぇ!バカヤロー、今ちょっと休んで座ってただけだ(※と、立ち上がる)。次は長野!石井のオッサンか。おう、俺もなぁ、AEW行った時は、日本一いや世界一、元気ハツラツな40代を目指すと言ったんだ。
だったら同じく元気ハツラツなオッサン、石井智宏には何としても負けるわけにはいかねぇな。(※立ち去りながら)出直しだ!」
<写真提供:新日本プロレス>