16歳安楽、世界選手権へ抱負 「通用するか試したい」

練習を公開したスポーツクライミング世界選手権日本代表の安楽宙斗=千葉県八千代市

 スポーツクライミング世界選手権(8月・ベルン)の男子日本代表で16歳の安楽宙斗(千葉・八千代高)が20日、千葉県八千代市内で練習を公開し、初出場の大舞台へ向け「ハードなスケジュールでどれくらい通用するのかを試したい」と気持ちを高めた。

 今季からワールドカップ(W杯)に参戦。6月のボルダー最終戦で初優勝し、初の年間総合王者にも輝いた。得意のリードでも15日決勝の第4戦で頂点に立った。以前よりも緊張することが減り「すごくいいメンタルで登れている」と手応えを口にする。

 ボルダーとリードによる複合で今大会の3位以内に入れば、来夏のパリ五輪の出場権を得る。

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