レッズ2連勝 アボットが快投、デラクルーズは99.8マイルの補殺

【ジャイアンツ1-5レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

前日の試合で6連敗をストップしたレッズは、ジャイアンツ先発のアレックス・カッブを攻略して5回までに5得点。先発の新人左腕アンドリュー・アボットは8回1安打無失点の快投を見せ、ジャイアンツに5対1で快勝した。自己最長の8イニングを投げたアボットは5勝目(2敗)をマーク。デビュー9先発で防御率2.10という活躍を見せ、チームの戦いを牽引している。一方、アボットと投げ合ったカッブは5回途中9安打5失点でノックアウトされ、3敗目(6勝)を喫した。

レッズは3回裏先頭のウィル・ベンソンが四球で出塁すると、続くルーク・メイリーが4号ソロを放ち、2点を先制。4回裏には一死3塁からクリスチャン・エンカーナシオン=ストランドとベンソンに連続タイムリーが飛び出し、リードを4点に広げた。5回裏は一死2塁からジョナサン・インディアのタイムリーで5点目を奪い、カッブをノックアウト。先発のアボットは8回1安打無失点の快投を見せ、9回表に2番手のデレック・ローがウィルマー・フローレスに12号ソロを被弾したものの、5対1で危なげなく勝利した。

なお、この試合では先日97.9マイル(約157.6キロ)の補殺という内野手新記録を樹立したばかりのエリー・デラクルーズ(レッズ)がその記録をさらに更新。4回表二死1塁の場面でジャイアンツのルイス・マトスがレフトオーバーの二塁打を放ち、一塁走者のフローレスは一気にホームを狙ったが、中継に入ったデラクルーズが99.8マイル(約160.6キロ)の送球でフローレスの生還を阻止した。内野手による99.8マイルの補殺はもちろんスタットキャスト史上最速。中継プレーだけに限定すると、2015年にディディ・グレゴリアスがマークした96.1マイル(約154.7キロ)を大幅に塗り替えた。

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