タイガース・ロレンゼンが7回零封で5勝目 21回2/3連続無失点

【タイガース3-0ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

タイガースは今季チームから唯一オールスター・ゲームに選出されたマイケル・ロレンゼンが好調を維持。ロイヤルズ相手に89球を投げて7回3安打無失点の好投を見せ、連続イニング無失点は継続中ではメジャー最長となる21回2/3まで伸びた。ロレンゼンの好投もあり、タイガースは3対0で勝利。ロレンゼンが5勝目(6敗)、タイガース3番手のジェイソン・フォーリーが4セーブ目をマークし、ロイヤルズ先発のザック・グレインキーは4回4安打2失点で10敗目(1勝)を喫した。

タイガースは2回表二死からヒットと四球で1・2塁のチャンスを作り、アンディ・イバニェスとエリック・ハースの連続タイムリーで2点を先制。ロレンゼンがロイヤルズ打線を無得点に封じるなか、5回表一死1・3塁からスペンサー・トーケルソンの犠飛で3点目を奪った。ロレンゼンは5回以降の3イニングを打者9人で抑え、7回3安打無失点の好投。8回裏を2番手のタイラー・ホルトン、9回裏を3番手のフォーリーが無失点に抑え、3投手による完封リレーが完成した。

下位チームで奮闘するロレンゼンはトレード市場の注目株の1人となっており、MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシ記者によると、先発投手の補強を目指すレイズやアストロズがトレードでの獲得に関心を示しているという。打線の援護に恵まれず、今季ここまで5勝6敗と黒星が先行しているものの、100回2/3を投げて防御率3.49は先発ローテーションの一角として十分すぎる数字。現在の好調が続くようであれば、さらに多くのチームから関心が寄せられることになりそうだ。

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