北欧ブラック・メタルの重鎮=マルドゥク、5年ぶりの新作『メメント・モリ』日本盤が8/30発売

スウェーデンのブラック・メタル界を代表する重鎮マルドゥによる5年ぶりとなるニュー・アルバム『メメント・モリ』が2023年8月30日に日本先行発売されることが決定した。日本盤にはボーナス・トラックが1曲追加収録される。

タイトルの『メメント・モリ』とはラテン語の「自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな」「死を想え」という意味で、世界的規模で社会を危機に陥らせている近年の戦争、感染症、異常気象など、“死”を意識せざるを得ない状況が頻発している今日においては、特に重みを増す警句と言えるだろう。

バンドのフロントマンである“モルトゥース”ことダニエル・ロステンは、「死の必然性を人々にリマインドするという由緒ある伝統を続けることにしたのさ。命のはかなさ、そして死の確実性を強調するためにね。つまるところ、俺たちは同じ真実の生得権を持ってこの世に生を受ける、それは見過ごされてしまいがちだ。不吉なメッセージであろうと、俺たちが「人生」と呼ぶ儚い瞬間を最大限に活かそうという呼びかけであろうと、おそらく歌詞をよく読んでもらえれば、ベストな答えが出るだろう」とアルバムについて語っている。

9月には、新作を引っさげた5年ぶりとなる来日公演が決定している。

◎リリース情報
アルバム『メメント・モリ』
2023/8/30 RELEASE
SICP 6545 2,400円(plus tax)

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