オリオールズが首位攻防4連戦の初戦を制す ついに単独首位浮上

【オリオールズ4-3レイズ】延長10回タイブレーク@トロピカーナ・フィールド

藤浪晋太郎のトレード加入によって日本国内でも注目度が高まっているオリオールズは、今日からレイズとの首位攻防4連戦がスタート。その初戦は延長タイブレークの末にオリオールズが4対3で勝利し、開幕から首位を快走してきたレイズに1ゲーム差をつけて単独首位に浮上した。オリオールズ4番手のフェリックス・バティースタが2イニングを無失点に抑える好リリーフで5勝目(1敗)をマーク。レイズ4番手のロバート・スティーブンソンに4敗目(1勝)が記録された。

2回裏にフランシスコ・メヒアのタイムリーで先制されたオリオールズは、4回表に反撃。アドリー・ラッチマンのタイムリーで1対1の同点に追いつくと、ライアン・オハーンの犠飛で勝ち越しに成功し、レイズ側の守備のミスもあって3対1とリードを広げた。

6回までレイズ打線を1得点に封じていたオリオールズ先発のカイル・ギブソンは、7回裏に無死1・2塁のピンチを招いたところで降板。オリオールズはここでセットアッパーのジェンニエル・カノーを投入したが、ヤンディ・ディアスに2点タイムリー二塁打を許し、3対3の同点に追いつかれてしまった。

しかし、オリオールズは8回裏一死1・2塁のピンチを切り抜けると、10回表先頭のアダム・フレイジャーが送りバントを決めて一死3塁とし、コルトン・カウザーの犠飛で勝ち越しに成功。9回裏からマウンドに上がっていたクローザーのバティースタが10回裏も無失点に抑え、4対3で逃げ切った。

ア・リーグ東地区は開幕13連勝のレイズがトップを快走してきたが、ついに首位交代。4連戦の残り3試合、レイズが意地を見せるのか、それともオリオールズが差を広げていくのか、両軍の戦いぶりに注目だ。

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