アストロズがアスレチックスとの接戦を制す 首位まで4ゲーム差

【アストロズ3-1アスレチックス】@オークランド・コロシアム

ア・リーグ西地区で首位レンジャーズを追う2位アストロズは、今日から敵地オークランドで最下位アスレチックスとの4連戦がスタート。その初戦はJ・P・フランスの好投もあって3対1で接戦を制し、試合がなかったレンジャーズとのゲーム差を4に縮めた。7回6安打1失点の好投を見せたフランスは5勝目(3敗)をマークし、3番手のライアン・プレスリーが22セーブ目を記録。アスレチックス先発のホーガン・ハリスは6回4安打2失点と試合を作るも4敗目(2勝)を喫した。

初回にセス・ブラウンのタイムリー二塁打で先制を許したアストロズは、アスレチックス先発のハリスを打ちあぐねていたものの、6回表に反撃を開始。二死からマウリシオ・デュボンとジェレミー・ペーニャの連打で1・2塁のチャンスを作ると、カイル・タッカーが2点タイムリー二塁打を放ち、ワンチャンスを生かして逆転に成功した。その後、なかなか追加点を奪えなかったが、9回表にアレックス・ブレグマンの14号ソロで貴重な3点目をゲット。2点リードの最終回は守護神プレスリーが締めくくった。

これでア・リーグ西地区は首位レンジャーズを2位アストロズが4ゲーム差で追う展開に。2位アストロズから5ゲーム差で3位エンゼルスが続き、エンゼルスの背後には0.5ゲーム差で4位マリナーズがいる。現時点ではアストロズがワイルドカード争いの2位タイにつけており、逆転でのプレーオフ進出を狙うエンゼルスとマリナーズは「アストロズに追いつくこと」が当面の目標となる。昨季王者のアストロズは追う立場であると同時に追われる立場でもあるが、今世紀初のワールドシリーズ連覇に向けて、1つずつ着実に白星を積み重ねていきたいところだ。

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