ヴェネツィアは20日、2023-24シーズンのアウェイユニフォームを発表した。
【写真】新たに公開されたヴェネツィアの新アウェイユニフォーム
近年、ユニフォームのデザイン性の高さが話題になっているヴェネツィア。2021-22シーズンからユニフォームサプライヤーを「Kappa(カッパ)」に変更し、「BALENCIAGA(バレンシアガ)」や「Supreme(シュプリーム)」などのデザインを手掛けるスタジオ「Bureau Borsche (ビューロー・ボルシェ)」がデザインを担当するようになると、イタリア国外のファンからも大きな注目を集めた。
13日にはヴェネツィアの芸術や文化へのオマージュとし、地元の著名な建築家カルロ・スカルパ氏を称えたホームユニフォームを発表していた中、アウェイユニフォームは、ヴェネツィアのライフスタイルを称え、1990年代のクラシックなユニフォームにインスパイアされたシンプルかつエレガントでノスタルジックなデザインにしたという。
そのユニフォームは、白をベースにゴールドのロゴとグリーンの袖口、そしてグリーンとオレンジのラインが施された襟が特徴。シャツ前面の下部には、グリーン、オレンジ、グリーンのラインが1本横に入っている。
そして、ヴェネツィアのこだわりを感じさせるのは、ユニフォームを着用したモデル。今回のアウェイユニフォームのモデルに起用されたのは、ヴェネツィアのアリーゴ・チプリアーニ氏。チプリアーニ氏は、ヴェネツィアで世界的に有名だった「ハリーズ・バー」というお店の創業者一族であり、そのチプリアーニ氏が「ハリーズ・バー」の前やベネチアン・ラグーンで撮影に臨んでいる。
ユニフォームのデザインには、「もはやユニフォームじゃなくて服」、「毎年かっこよすぎる」、「いい感じ」、「傑作だ」と様々な反響が寄せられている。
日本代表コーチの名波浩氏も在籍したことがあるヴェネツィアは、2022-23シーズンはセリエBで8位という成績に。3年ぶりの昇格を目指す2023-24シーズンとなる。