テレビ長崎 未来ダイバー 「バズプロ研究所」ChatGPTと学生が考えたツアープラン、どっちが面白いの?

もうおしまいだ、AIが恐ろしい。AIが怖すぎる!!!

あっ、みなさんこんにちは!佐世保で観光を専攻している大学3年生のすなおです。
暑すぎて気分が上がらない日が続きますが、暑さに負けず、観光の勉強に励んでます。

さて話は戻りまして、まずは記事の開始早々、お恥ずかしいところをお見せしてしまいました。すみません。
しかし!本当にAIが怖いのです。

現代の技術というのは、ここ数十年の間でものすご〜い勢いで発展しています。スマホやパソコン、車などなど。
そして、最近は特に『AI』が注目されてます。

『AI』といえば、そう!最近話題を呼んでいる『ChatGPT』ですね。
ご存知の方も多いかと思いますが…
『ChatGPT』とは、誰かに尋ねるように文章を打つと、まるで人間が返信してくるかのように、自然な文章を生成し回答してくれるAIのことです。たとえ専門的な質問でも、その分野の専門家のようにスラスラと回答してくれます。そのため、既に使用禁止とする大学も出てきた程。

そんな『AI』があれば人間の力なんて及ばず、人間なんて要らないと言われる時代が来ちゃう…。

すなお:うわーーーーーAIに世界が乗っ取られてしまう!!!

よこちゃん:(そんなことないでしょ…)

すなお:いや乗っ取られてたまるか!絶対負けないぞ!
AIなんかに負けてたまるか!!!!

ということで、AI三番勝負で挑むことにしました。

【一回戦】男は黙って、「将棋対決」 将棋のアプリにて、勿論AIは最強レベルで対決です。

すなお:最強のAIに勝たんと、AIには勝ったことにはならん!

結果は…….
AIの圧勝。
AIのレベルを下げても一回も勝てませんでした。

将棋アプリでボロ負けするすなお

すなお:正直将棋とかわからんし。別に将棋強くなくても生きていけるし。

よこちゃん:え、ださ…。

【二回戦】己の知識量と思考力が試される「1分間スピーチ対決!」

テーマは『SDGs』、ChatGPTは、自動読み上げ機能を利用して、スピーチをしてもらうことに。

すなお:これなら負けんよ〜。

すなお:(スピーチ開始)
まず『SDGs』というのは、世界を良くするために大事でーーー…。
えーっと・・・
ーーーまあ結局これからの世の中で大事ってことよ!
(ピピピピピ…(タイマー音))

水流:「大事」ってしか言ってないやん。

続いて、ChatGPT。

ChatGPT:(スピーチ開始)
持続可能な開発目標(SDGs)は、私たちが直面している世界的な課題に対する共通のビジョンと行動の枠組みです。これは、私たちの地球とその上で生きる人々のための繁栄を追求するための指針です。
SDGsには17の目標があります。…(中略)

これらの目標を達成するためには、私たち一人ひとりの行動が重要です。私たちは、エネルギーの効率化や再生可能エネルギーの利用、廃棄物のリサイクル、持続可能な生産と消費の促進など、自分たちの日常生活で取り組むことができます。

私たちは、この1分間のスピーチを通じて、SDGsの重要性と私たちが果たす役割を認識し、行動することの重要性を強調しました。持続可能な未来を築くために、私たちは共に努力し、SDGsの実現に向けて前進しましょう。ありがとうございました。
(ピピピピピ…(タイマー音))

水流:おー!凄い!完璧すぎる。

ということで、またまたAI(ChatGPT)の勝利

すなお:……。ん〜いやだ〜〜。このままじゃいいとこ無しで負けちゃう〜〜〜〜〜。

水流:いやいや、負けるの当たり前じゃん。
てか、三番勝負だからもう負けてるのよ…。

すなお:うぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!(号泣)

何かに気づいたすなお

すなお:いや!!!!!観光についてなら勝てる!!! さらに20年も住んでいる長崎のツアープランだったら、誰よりも楽しめるプランを作ってみせる!!!

と、いうことで、みなさまお待たせしました。いよいよ本題に入っていきます。
三回戦『長崎で観光を学ぶ大学生 すなお VS ChatGPT どちらのツアープランが面白いのか対決!』です。

まずはルール説明

ターゲットは

大学生

日帰り旅行

予算は5,000円

(スタートからゴールまでの費用 ※交通費等も含む)

スタート/ゴール地点は

JR長崎駅

ChatGPT作成プラン→じょうご/すなお作成プラン→よこちゃんに、実際に体験してもらい、最後に話し合って、勝者決定!

すなお:生まれも育ちも長崎観光専攻の学生として、意地とプライドをかけ、真剣に考えていきます!
※一晩中考える・・・

一方、ChatGPTは…
作成をお願いして、なんとほんの数秒でプランを提示し始めました!

ツアー当日

いよいよ対決の日がやってきました。スタート地点のJR長崎駅に到着です。

すなお:昨日は緊張して夜しか眠れませんでした。

よこちゃん:まずは両者のプランテーマ発表です!

【プランテーマ】
ChatGPT:『文化とグルメの探求』
すなお:『お腹いっぱい映えさるくツアー!』

すなお:では、早速チームに分かれてツアーをしていこう!スタート!!


水流:ChatGPTチームって言いつつ、結局一人かい!

ChatGPT:長崎駅に到着後、案内観光所地図や情報を入手しましょう。

長崎市内観光を開始します。
まずは長崎電車に乗り、グラバー園を訪れます。無料の展望台からは長崎港や市街地の美しい景色を楽しむことができます。

水流:まずは情報収集ね!「長崎電車」っていうのは、路面電車のことかな?

ということで、指示通り、観光案内所を探し、パンフレット等をもらい、
長崎駅前から路面電車に乗ってグラバー園へと移動します。

グラバー園に到着!文化を感じながら写真をパシャリ。

グラバー園で自撮りをする水流(入園料 ¥620)

水流:一人でいくのは寂しいけど、やっぱり景色も建物も美しいな〜


一方その頃…

すなお:ではすなおチームは、長崎駅を出発して、路面電車長崎水辺の森公園へ向かおう!

ChatGPTチーム同様、長崎駅前の路面電車のホームへ。

すなお:さて、最初の映えスポット!
長崎市民にとっては当たり前の存在である路面電車。意外と存在する地域は少なくて、めずらしいんだよ!佐世保にもないし、いいなー…。

よこちゃん:確かにね!移動するのに便利で、レトロ感もあって観光するのにぴったりだね。

すなお:公園に向かう前に、朝から優雅に、さらに!映えること間違いなしのカプチーノをいただこう!

よこちゃん:映え間違いなしのカプチーノ???

ということで、訪れたのは、出島電停から徒歩5分ほどの『DeliciousRestaurantAttic』さん。

店内はオシャレで落ち着いた雰囲気。

すなお:(店員さんに)コソコソコソ…のカプチーノください!

よこちゃん:え?なになに?

そして届いたのは、坂本龍馬が描かれたカプチーノ

坂本龍馬が描かれたカプチーノと、すなおがどうしても食べたくて注文したミルクレープ(¥780)

よこちゃん:すごーい!!!!めっちゃ細かい!映えてる!!!

すなお:スペシャルティコーヒー専門店として、こだわりのコーヒーを提供しているということで、深い味わいで美味しい!

すなお:続いて長崎水辺の森公園を散歩しよう!

潮風を感じながら歩くのが、いかにも長崎っぽくて落ち着きます。

天気の良い日は絶好の映えスポット
大地の広場の、風のガゼボにて、SNSのプロフィール画像にも使えそうな、いかにも映える写真を狙って撮っていきます。

映えてる(?)プロフィール写真を撮られるよこちゃん

よこちゃん:んー、曇り空が微妙だけど…晴れたら絶対映える写真が撮れそう!


モデルになって沢山写真を撮られ恥ずかしそうなよこちゃんとツアーガイドのすなおは、続いての目的地に向けて歩きます。

よこちゃん:次はどこへいくの?

すなお:水辺の森周辺の『長崎港 出島ワーフ本店』さんにて昼ご飯を食べよう!

こちらのお店では、新鮮なお魚を食べられるとあって、平日にも関わらず多くの人が!
どの丼も美味しそうで迷いますが、やはり人気No.1の海鮮丼を注文。

海鮮丼 ¥2,013(税込)

外のテラス席で海を眺めながら食べる海鮮丼は絶品です!

よこちゃん:ん〜〜〜!美味しい!どの魚も最高!!

すなお:夜に来て、夜景を眺めながら、お酒を呑みながらも絶対最高だよね!
(呑みたい!!!!)


一方のChatGPTチーム。

水流:グラバー園やっぱ綺麗だったなー。そろそろお腹も減ってきたな〜。

ChatGPT:昼食は予算を抑えながらも美味しい食事を楽しめるローカルな食堂や居酒屋で、長崎名物の「ちゃんぽん」「皿うどん」を味わいましょう。

水流:でもどこの店に行けばいいかわからない…ChatGPTに聞いてみよう!「具体的に昼食のお店を教えてください。」っと。

ChatGPT:予算5000円以内で昼食を楽しめるお店の一例をいくつか紹介します。

1. ちゃんぽん専門店「八ちゃん」
– 住所: 長崎市尾上町〇〇
– ちゃんぽんの名店として知られる「八ちゃん」では、リーズナブルな価格で本格的なちゃんぽんを楽しむことができます。トッピングやサイドメニューも豊富です。

1. 皿うどん専門店「いっぷく」
– 住所: 長崎市元船町〇〇
– 「いっぷく」は長崎のご当地グルメである皿うどんが味わえるお店です。ボリューム満点でリーズナブルな価格設定が魅力です。

1. 長崎かすてらん
– 住所: 長崎市浜町〇〇
– 長崎のスイーツである「かすてらん」を楽しめるお店です。バターの風味が豊かなかすてらんは、一つ200円程度から購入することができます。

これらのお店は地元の人にも愛されているお店であり、予算内で長崎の名物料理を味わうことができるでしょう。ただし、混雑時や季節によっては待ち時間が発生する場合がありますので、早めの訪問をおすすめします。また、営業時間やメニューの変更については事前に確認することをお忘れなく。

水流:おー!やっぱり長崎といったらちゃんぽん皿うどんだよね!わかってるな〜ChatGPT。
ん…?探してみたけど、そんな場所出てこない…。またまた聞いてみよう。
「そんなお店は実在しなかったのですが、実在するお店を教えてください。」

ChatGPT:おっしゃる通り、先ほどのお店は架空のものでした。お詫び申し上げます。以下に、実在するお店をいくつかご紹介いたします。

1. ちゃんぽん専門店「一幸舎」….(以下略)

水流:また紹介してもらったけど、やっぱりいくら調べても出てこない…。「このお店は本当に実在しますか?」

ChatGPT:申し訳ありません、私の先ほどの回答において実在するお店の情報が正確ではなかったようです。私は2021年9月までの情報を持っており、最新の情報を反映することができませんでした。長崎市内には多くの素晴らしい飲食店がありますので、正確な情報をお伝えするためには現地の情報をご確認いただくことをおすすめします。インターネットや観光案内所などを活用して、現地のおすすめの飲食店を探していただくことが最善の方法です。お客様には混乱を与えてしまい申し訳ございませんでした。

水流:おっと〜この場合はどうしたらいいんだろう?

プルプル…【すなおに電話】

水流:もしもし!かくかくしかじかで、この場合はどうしたらいいですか?

すなお:ChatGPTがちゃんと紹介できてないからご飯なしね!!

電話裏で…
店員)「お待たせしましたー海鮮丼です」
すなお)「ありがとうございます!」
よこちゃん)「早く食べよう!」

あー、こっち楽しんでるからバイバイ!!

ツーツー…

水流:え…。

落ち込んで変な顔になる水流(自分ではエモい写真だと絶賛)

気を取り直して、次の行動を確認するじょうご。

ChatGPT:出島(Dejima)へ向かいます。出島はかつてオランダ商館があった場所で、外国文化の影響を感じることができます。入場料はかかりますが、歴史的な建物や展示物を見学することができます。

水流:お、出島ね〜。いいじゃん長崎っぽい!

出島 正面(入園料 ¥520)

お腹が減りつつ、出島の写真を撮り、より深く長崎の文化を知れたじょうごでした。


このまま続いて、ChatGPTチーム

じょうご:よーしラストは何するのかな?

ChatGPT:長崎の市街地を散策し、ショッピングやお土産探しを楽しみましょう。オランダ坂周辺にはおしゃれなカフェや雑貨店がありますので、リーズナブルなスイーツや小物を購入するのも良いですね。

水流:ということで浜町商店街オランダ坂に向かおう!

いろんなお土産を探し、楽しめたようです。


一方、すなおチーム。

すなお:次は、眼鏡橋へ向い、インスタ映えの写真をぱしゃり。

眼鏡橋をバックに、ちょっとビートルズ感あるよこちゃん

よこちゃん:やっぱ長崎の定番映えスポットと言えば、眼鏡橋だよね〜。

すなお:カップルで訪れて、ハートの石を探すのもオススメだね。
ちなみに、ハートストーンは長崎のいっろんな場所にあるから探してみてね!

すなお:さて、旅行に行ったらお土産も楽しみの一つだよね。ということで…
かわいい猫の雑貨店で、オリジナリティ溢れるお土産を買おう!

眼鏡橋近くにある雑貨店『nagasaki-no neco』さんへお邪魔します。

よこちゃん:こんな場所あるなんて知らなかったー!どの商品もかわいい!

店内には数多くの可愛い猫の商品が並んでいました

よこちゃんはメガネ拭きを購入(¥880)

すなお:その後は、中華街へ歩いて向かい、ハトシ小籠包角煮まんを食べ歩き。もちろん写真を撮るのも忘れずに!すなおのオススメ、麻花兒(よりより)も!
(ランタンフェスティバル中しか買えない、チョコかかったのがお気に入り!)

両者長崎駅に到着!ツアー終了!!

さて、両者の今回のプランを簡単におさらいしましょう。

ChatGPTプラン『文化とグルメの探求』 長崎駅 ー(路面電車)→ グラバー園「ちゃんぽん」「皿うどん」(食べられず)ー(バス)→ 出島 ー(バス)→ 浜町商店街・オランダ坂 ー(路面電車)→ 長崎駅

交通費 ¥140(路面電車)×2 + ¥160(バス)×2 = ¥600
グラバー園 入園料 ¥620
出島 入場料 ¥520
お土産代 ¥2,080
合計 ¥3,820(予算内Good!)

すなおプラン『お腹いっぱい映えさるくツアー!』 長崎駅 ー(路面電車)→ DeliciousRestaurantAttic長崎水辺の森公園長崎港 出島ワーフ本店眼鏡橋nagasaki-no neco中華街 ー(路面電車)→ 長崎駅

交通費 ¥140(路面電車)×2 = ¥280
カフェ代 ¥780
昼食代 ¥2,013
お土産代 ¥880
食べ歩き(角煮まんじゅう)代 ¥450
合計 ¥4,403(予算内Good!)

よこちゃん:すなおプランはいっぱい写真も撮れたし、ご飯も美味しくて、幸せだった〜。

水流:一人で寂しかったけど、長崎のいろんな観光地回れてよかった!
(昼ごはん食べれてないけど…。)

ということで結果は…

よこちゃん:最新の情報を取り入れていることや「映え」も考えていることも踏まえて…

すなおの勝利!!!

結論:長崎の観光学部の学生の考えたツアープランが面白い!まだまだ長崎のことだったら、負けないぞ!

すなお:でも、たった一文をChatGPTに聞くだけで、ここまでのプランを数分もかからず作ってくれるのは凄い…。脱帽です…。

これからは『AIを使って考える旅行』というのもアリですね。

三番勝負ではAIには負けてしまいましたが、今回両者が紹介したように、長崎文化でもグルメでも景色でも、色とりどりのテーマで観光を楽しめる街です!今回は長崎市でツアープランを作成しましたが、勿論県内には絶景の写真を撮れる場所、頬が落ちそうになる美味しいご飯をいただける場所がいっぱい存在します。

この記事を見て、長崎に行きたくなった県外の方!全然知らなかった県内の方も!
紹介したツアープランを実際に楽しんでみてはいかがでしょうか。

紹介させていただいたお店

DeliciousRestaurantAttic
住所:長崎県長崎市出島町1−1 長崎出島ワーフ 1F
営業時間:11:00~23:00(金・土23:30) ランチメニュー 11:00~17:00
定休日:無休(年末年始以外)

長崎港 出島ワーフ本店
住所:長崎県長崎市出島町1−1 出島ワーフ内 1F
営業時間:11:00〜22:00
定休日:年中無休

nagasaki-no neco
住所:長崎県長崎市栄町6−7
営業時間:11:00〜17:00
定休日:不定休

この記事の作成者

上野 真(うえの すなお)

学生団体スマイリース 佐世保支部長
佐世保に住む大学3年生

最近のハイライト

暑すぎて汗が滝のように出てきます。
この滝を期間限定で、勝手に、新しい佐世保の観光名所にしました。
Google Mapにも登録する予定です。

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