鳥取県議らによる国の新型コロナ助成金の詐欺事件で、警察は21日、同様の手口で助成金をだまし取った疑いで、ホテルサンルート松山の社長ら6人を逮捕しました。
警察によりますと、ホテルサンルート松山の社長・大橋隆三容疑者(34)らは、新型コロナの影響でホテル従業員に休業手当を支給したとするウソの申請書を提出し、国の助成金およそ1675万円をだまし取った疑いです。
今回の逮捕者には、トンカツ店「清まる」を巡る詐欺事件で逮捕されたその元経営者・水野清子容疑者と、鳥取県議の平井伸治容疑者も含まれています。
捜査関係者によりますと、ホテル社長の大橋容疑者は、水野容疑者に誘われ不正受給したものの、直後に全額を返還したとみられています。
また、平井容疑者は、申請書類の準備役だったということです。
警察は捜査に支障があるとして、6人の認否を明らかにしていません。