今夏の補強が話題を呼んでいるメジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミだが、また1人バルセロナのOBが加入するという。
デイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めているインテル・マイアミ。しかし、今シーズンのMLSでは苦戦が続き、イースタン・カンファレンスで最下位に位置している。
ただ、パリ・サンジェルマン(PSG)を退団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、バルセロナを退団した元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ、さらにはバルセロナを退団したスペイン代表DFジョルディ・アルバも獲得を発表した。
かつてバルセロナを指揮したヘラルド・マルティーノ監督が指揮を執り、バルセロナでのプレー経験がある選手たちを集めているインテル・マイアミ。さらに、もう1人ここに加わるという。
スペイン『スポルト』によれば、7月1日にヴィッセル神戸を退団した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(39)が加入することになるとのことだ。
神戸との契約を早期に解消しフリーになったイニエスタ。引退はせず、プレーを続けたい意向を示していた中、再びメッシとチームメイトになる可能性が浮上。どうやら大筋で合意に至っているとのことだ。
さらに、グレミオのウルグアイ代表FWルイス・スアレスにも関心を寄せていたが、どうやらこちらは加入しない見込みとのことだ。
ただ1つ問題が。サラリーの問題を解決しなければいけない。
MLSはサラリーキャップ制度があり、年俸の上限が設定。ただ、この年俸を無視できる選手が3人まで在籍可能となる。
すでに、メッシとブスケッツがこれに該当し、今年1月に加入したベネズエラ代表FWホセフ・マルティネス(30)もそのうちの1人。ルール通りに行けば、イニエスタはサラリーの上限での加入となるか、それともマルティネスを移籍に出すのか…クラブの判断も重要となりそうだ。