夏場に増える水上バイク事故 松山海保などが合同水難救助訓練

愛媛県の松山海上保安部などが水上バイクの事故を想定した訓練を行いました。

7月21日の訓練には、松山海上保安部と水難救助団体から10人が参加し、故障した水上バイクを救助するという想定で訓練が行われました。

かけつけた松山海上保安部の職員が安全に運ぶための機材はおととし開発されましたが、実際の事故現場で使用されたことはなく、訓練に用いるのも初めてだということです。

水難救助団体と連携しながら水上バイクを運ぶ手順を確認していました。

(松山海上保安部警備救難課 緒方理人 課長)
「すごく早く(救助)できましたので、実際あった場合にもすごく活かせるものだと思っている」

松山海上保安部によりますと、去年、管内では22隻の救助を行い、8割が水上バイクやプレジャーボートなどレジャー中の事故だったということです。

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