過去エピ総括! 最終話配信直前『THE HEAD』Season2後半戦ざっくり解説でサクッと予復習

Huluオリジナル『THE HEAD』Season2 ©Hulu Japan

最終話直前!『THE HEAD』Season2総復習

Huluにて独占配信中の海外ドラマ、Huluオリジナル『THE HEAD』Season2の第5話が7月15日(土)に配信され、早くも最終エピソードの第6話を残すのみとなった。毎週土曜日更新の今シリーズを1話からじっくり鑑賞してきた視聴者は二転三転する驚きの展開に卒倒しそうになっているかと思うが、全話イッキ観に備えて待機しているドラマファンも少なくないだろう。

そんなわけで、以前ざっくり振り返った第1~3話に続いて、今回はシリーズ後半戦の第4~5話をメインに(なるべくネタバレなしで)解説したい。悶絶不可避な衝撃的すぎる最終話に向けて、心の準備を兼ねてチェックしていただければ幸いだ。

※物語の内容に触れています。ご注意ください。

▼第1~3話ざっくりプレビュー

太平洋に浮かぶ巨大貨物船を装った秘密研究基地内で、首<THE HEAD>のない死体が見つかるという事件が発生。天才生物学者アーサーへの復讐に燃える医師マギーの差し金か? それとも模倣犯が……? コンピューター・エンジニアのユウトはマギーの行方を調査し、アーサーの娘で海洋生物学者のレイチェルは遺体に残されたDNAを調査する。

そんな折、レイチェルが何者かによって冷蔵室に監禁され、重体に! アーサーが娘の危機に狼狽する一方、マギーは仇敵の捜査を進めるが、そんな彼女をつけ狙う”謎の組織”も登場し……。

やがて「持ち運び式の藻の培養装置」が発見され、研究を盗もうとするスパイが潜入している可能性が浮上。ますます殺人犯の存在に霞がかかるが、DNA鑑定によって意外な人物が容疑者の有力候補となり、安全のため厳重に監禁される。

第4~5話の展開を振り返る

DNA鑑定によって容疑者とされたのは、機関士のチャーリーだった。普段はおとなしいがパニックに陥ると手がつけられなくなる彼は、監禁をきっかけに混乱状態に陥り、暴走を始める。一方、ユウトが第一の犠牲者で優秀な科学者コワルスキーが使用していたラップトップのハッキングに成功し、その研究内容に不可解な点があることを発見する。

それまでマギーの存在に怯えていたはずのアーサーにも怪しい言動が目立つようになり、科学者や乗組員たちは再び疑心暗鬼に陥ってしまう。同じ頃、アレクサンドリア号=太平洋上の秘密研究基地にアーサーが潜んでいることを嗅ぎつけるマギーだったが……。

暴走するチャーリーの脅威、それによる船内の研究設備の危機、アーサーが秘匿する何らかの情報、生物学者エイミーとアーサーの歪んだ関係、エイミーとユウトの秘密のやり取り、ついにマギーに接触する謎の組織――。第4~5話はそれまでの”謎”をつなげるような事態が立て続けに起こり、野望と因縁と秘密がくんずほぐれつ状態のまま、最終話に向かってなだれ込んでいく。

一体アーサーは何を隠しているのか? 重体に陥ったレイチェルは本当に被害者なのか? エイミーの不審な行動の真意は? そしてユウトが発見した”研究内容の不可解な点”とは……? このあたりに注目しながら過去エピソードを履修しつつ、最終第6話の配信を待とう!

Huluオリジナル『THE HEAD』Season1・Season2はHuluにて全話独占配信中(各シーズン 全6話)

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